80年代後半に「霊幻道士」という映画がきっかけでブームになったキョンシーを、みなさんは覚えているでしょうか。手を前方に伸ばしてピョンピョン跳ねる妖怪です。それが、なんと猫界にも出現。「ニャンシー?」と話題になっています。

 飼い主さんが「え、前脚どうした?キョンシーなの?」と少し戸惑いつつ投稿した動画には、ヘソ天状態で手をピーンと上に挙げて固まっているアポロくんの姿が映っていました。

 一瞬「静止画?」と思ってしまうほど、ピクリとも動きません。ジーっと見ていると、おでこにペタッとお札を貼りたくなってきます。ただ、貼ろうとした瞬間、「ムクッと起き上がったりしたら、どうしよう……」などと、つい変な想像もしてしまいます。

 飼い主さんに話を聞くと、ソファーに寝転がってテレビを見ていたら、こんな状態だったそう……。のんびりリラックスしている時に愛猫が横でキョンシー状態だったら、ビックリしてしまいますね。

 元々、ヘソ天状態で寝ることが多いアポロくん。しかし、これほど手が挙がっているのは珍しいと言います。ちなみに、この状態のまま眠り、しばらくしたら手は徐々に下りてきたとのこと。

 そんな愛猫の姿がとても可愛く、「面白くて、つい笑ってしまいました」と飼い主さん。アポロくんは以前、手をクロスさせて「Xジャンプ」のような格好で寝ていたこともありました。次はどんな寝相を披露して私たちを楽しませてくれるのでしょうか。

<記事化協力>
ぽてねのアポロさん(@Hachicotton)

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「前脚どうした?キョンシーなの?」 飼い主戸惑うキョンシーポーズで眠る猫