日が落ちて外が真っ暗になった夜、家の窓ガラスにぼんやりと映る自分の姿をじっと見つめているのは、ツイッターユーザー・T.Katsumiさん宅の柴犬・こじろうくん。

 一般的には、犬は鏡などに映る自分の姿を、自分と認識できないと言われていますが……この「夜になると必ず窓に現れる犬」に対して、一体何を思っているのでしょうか。

 普段のお散歩の時は、地面の匂いを嗅ぎながら歩く、いわゆる「クン活」に傾注し、あまり他のワンちゃんには興味を示さない、というこじろうくん。

 すれ違うワンちゃんが近付いて来てくれても、避けたり、見えないフリをしたり……と、積極的にコミュニケーションをとることはあまりなく、少しさばさばしたところがあるようです。

 しかしながら、自宅の窓に映る自分の姿は少し気になる模様。このように窓の前でじっと固まっている様子は、飼い主さん宅ではよく見かける光景です。

 以前住んでいた家にはこのような掃き出し窓がなかったため、自身をまじまじと見つめる機会はありませんでしたが、現在の家に引っ越して、初めて窓に映る自分の姿を見た時は、それは大層びっくりしていたとのこと。

 すぐ外にいるように見える見知らぬワンちゃんの姿に、当初は警戒する様子を見せていましたが、今では少し慣れたのか、この状態のまま特に何をすることもなく、ただひたすら見つめているのだそうです。

 このまま1~2分程度経つと、何事もなかったかのようにその場をスッと離れるこじろうくん。窓を見つめていた理由は、結局わからずじまいでしたが……もしかすると「お友達になりたいな」と思っているのかもしれませんね。

<記事化協力>
T.Katsumiさん(@ChinaObachan517)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「君は誰?」夜になると外に現れる犬(自分)をじっと見つめる柴犬さん