テレビアニメ「鬼滅の刃 無限列車編」と言えば、煉獄杏寿郎が上限の鬼・猗窩座(あかざ)と死闘を繰り広げるシーンが印象的。戦いの結末に涙した方も多いと思いますが、煉獄さんの雄姿は猫の心にまで響いた模様。

 飼い主さんの膝の上で、無限列車編の最後を見守っているのはシンガプーラのクーちゃん。テレビに釘付けになっているその大きな瞳からは、今にも涙がこぼれ落ちそうです。

 当時、クーちゃんが見ていたのは、有料のアニメ専門チャンネル「アニマックス」で、5月3日から4日にかけて一挙放送されていたもの。クーちゃんは「無限列車編」の前の「竈門炭治郎 立志編」から、すでに鬼滅に夢中になっており、飽きることなくずっと鑑賞していたそうです。

 飼い主さんは全部で18匹の猫たちと暮らしを共にしていますが、鬼滅の刃に見入っていたのはクーちゃんただ一匹。

 「普段お笑いやバラエティなどにはあまり興味がなく、すぐに寝てしまうクーちゃんがここまで夢中になるとは、鬼滅の刃に対して何か感じる物があったのかもしれないです」と、飼い主さんにとっても驚きの光景であったようです。

 特に、クライマックスのシーンは食い入るように見つめていたというクーちゃん。

 抱っこが大好きなクーちゃんにとって、特等席である飼い主さんの膝の上で、リラックスしながらも集中している様子が、写真からもありありと伝わってきますね。

 心の中ではきっと「煉獄さぁーん!」と叫んでいたに違いありません。このままエンドロールまで、姿勢を崩すことはなかったそうです。

 なおクーちゃんは、この後放送された「遊郭編」まで鑑賞し、すっかり「鬼滅の刃」のファンになった模様。続きとなる「刀鍛冶の里編」放送の際はきっとまた、テレビに釘付けになることでしょう。

 ※煉は「火」に「東」が正しい表記となります。

<記事化協力>
キャットアパートメントコーヒー@元・町家猫カフェさん(@CatApartment)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 今にも涙があふれそう 「無限列車編」ラストシーンに釘付けの猫ちゃん