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ガンダムシリーズの中でも、今なおファンから根強い人気を誇る「機動戦士Zガンダム」。劇中に登場するモビルスーツ「ガンダムMk-2」のコスプレ衣装がツイッターで大きな注目を集めています。
人ひとりが入れるビッグサイズの作品ながら、プラモデルがそのまま大きくなったかのような精悍なプロポーション。印象的なシールドをはじめとする武装までもが完全再現されており、まさに圧巻の出来栄えです。
衣装の制作を行ったのはツイッターユーザーのバルキリーさん(@PUNIVAL)。コスプレ歴は26年にもなり、過去には「武者ガンダム」や「Zガンダム」など数多くのモビルスーツの衣装を制作。SNSやコスプレイベントを通じて披露してきました。
「近頃は親子ほど年齢が離れている若手のロボットコスプレイヤーの台頭が目覚ましく、自身も負けてはいられない」と一念発起して臨んだのが今回の「ガンダムMk-2」。実は過去にも「ティターンズカラー」「エゥーゴカラー」共にコスチューム制作を行っており、再挑戦の意味も込められています。
材料には主にカラーボードで形状出しをしており、その上からカッティングシートやスプレーで着色を行っています。全体のシルエットはもちろん、モールドやダクトなど、パーツひとつひとつが細部までこだわって制作されていますが、その中でも特に頭部、フェイスの形状はなかなか似ず、苦労したポイントなのだそう。
制作期間7か月半を経て、ついに完成した「ガンダムMk-2」はバルキリーさんの技術の粋を詰め込んだ、素晴らしい仕上がり。銃を持ち上げたポーズもばっちり決まっています。それにしても、家の中に「Mk-2」がいる姿もなかなか見られない光景でしょう。
ちなみに今回の作品で、「ニコニコ超会議2022」に参加予定とのこと。バルキリーさんが参加するのは、4月29日・30日に幕張メッセにて行われる「リアル開催」の、30日(予定)です。驚くべき完成度を誇る「ガンダムMk-2」を一目見てみたい方は、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
<記事化協力>
バルキリー@4/30超会議さん(@PUNIVAL)
(山口弘剛)