愛犬のために食事のバランスを考えることは飼い主にとって大切なこと。しかし、そんな事を知らないワンちゃんは問答無用で「ください」と訴えてきます。

 柴犬のこじろうくんは飼い主さんが食事を始めると、とても切ない表情で訴えてくるそうです。それが飼い主さんにとっては、ちょっぴり悩みの種なのだとか。

 とにかく食べることが大好きで、誰かが何かを食べていたら必ず反応するという、こじろうくん。この日も飼い主さんが安納芋プリンを食べていると近寄って来たそう。

 その時の写真がTwitterに投稿されており、少し首をかしげて悲しそうな目でこちらを見つめる、こじろうくんの姿が写っていました。この「ください攻撃」は、飼い主さんにとっては厳しいですね……。

 どうして、こんなに悲しい目をしてくるのでしょうか?飼い主さんに話を聞くと、現在、獣医さんの指導の下ダイエット中とのこと。そのため食べ物への想いがつのっているそうです。それが証拠に、ダイエット前は焼き芋や蒸した芋には見向きもしなかったと言います。

 今はとにかく「もらえれば何でもいい状態」のようで、何か食べていると必ず近寄ってきて、長い間ずっと至近距離で待機。ヨダレを「ツー……」と、たらすこともあるもあるとのこと。

 そんな愛犬の姿に「いじらしくて、お裾分けしたくなってしまう……」と飼い主さん。しかし、こじろうくんには健康で少しでも長生きしてほしいと思っているため、心を鬼にして「グッ」と我慢しているとのこと。ただ、「毎食、葛藤。 けっこう、しんどいです」とも、こぼしていました。がんばれ!飼い主さん!!

<記事化協力>
T.Katsumiさん(@ChinaObachan517)

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 切ない表情で訴える……愛犬の「ください攻撃」に飼い主も我慢