蔡氏のプロフィールなどはこちらを参照いただくとして、猫ジャーナルとしての注目どころは、自ら2匹の猫を飼う、猫好きさんだという点であります。昨年2015年の年頭記者会見動画に登場した、蔡氏と飼い猫の「想想」の動画を発見しましたので、ご覧いただきましょう。
報道陣にやや警戒しながら、蔡氏のオフィスを気ままに歩き回る「想想」のオフショット動画。台湾東部の花蓮出身の野良猫だったそうです。メディアに掲載された動画はこちらから。
蔡氏のところには、もう一匹「阿才」ちゃんという茶縞猫も。こちらは、2015年6月末に、台東縣の桃園(巴喜告)部落という場所の、パイナップル畑で蔡氏と出会った猫だったとか。その後、台北の蔡氏の家に家族として迎えられたそうです。じゃれる2匹の様子は、公式Facebookにもアップされています。
蔡氏のFacebookには、ちょこちょこと猫写真が散見されますので、合わせてご覧あれ。また、先般の選挙においては、「想想」と「阿才」を模したぬいぐるみと一緒に「動物保護綱領」を打ち出しています。内容は、
- 「動物保護専門の人材拡充および専門のチームを設立」
- 「ペット登録制と、飼い主への教育制度の実現」
- 「犬猫の去勢・避妊および、TNVR活動(日本でいうところの地域猫活動)への補助」
- 「ペット購買より譲渡を推進するとともに、仕事をする犬(牧羊犬や盲導犬)を増やす活動を広げる」
- 「公立および民間の動物保護シェルターの環境向上」
- 「繁殖についての指導を強化し、違法な繁殖を行うところは厳格に取り締まる」
- 「動物の命を大切にする教育の推進」
となっていまして、今後就任する猫好き総統および新政権の主導する動物愛護政策に、一方的に注目していきたいと思っております。
[民進黨主席蔡英文與愛貓「蔡想想」合拍拜年照片花絮/YouTube via ETtoday]
情報提供元: 猫ジャーナル