茂伸さん:商品を増やすことはずっと私たちも考えていました。近藤製菓所が手いっぱいなので。猫ジャーナルやcafe GATTINAさんとのコラボセットは、手いっぱいの近藤製菓所に負担を掛けずに商品を増やせるアイデアだったので助かりました。由起さん:cafe GATTINAさんでは、くわぞの商店の甘ニャッ豆を材料にした猫型のパウンドケーキや甘納豆入りコッペパン「ねこっぺぱん」をすでに作っていただいています。洋菓子と甘ニャッ豆とのコラボセットを作ろうと相談しているところです。 子どもの頃から、近藤製菓所でおばあちゃんやお母さんが豆を広げて、弾いて選り分けて、浸して、煮込んで、乾かしてと何段もの工程を経て丹念に作っているのを見てきました。あわてて作ると乾燥がうまくいかず、湿ってしまうそうで、味や品質を維持しながら作り続けるのは本当に大変だと思います。今はおばあちゃん1人とお手伝いさん1人のたった2人で作っている状況で、くわぞの商店から発注依頼をかけても「そんな数は作れない」と断られてしまうこともあって、在庫が切れてもすぐ入荷できないときもあります。近藤製菓所への負担をあまり掛けないようにしながら、これからも細く長く「甘ニャッ豆」の販売を続けていけたらと思っています。 「一回召し上がっていただいて『おいしいな』と思ってもらえたら、半年後とか1年後とかでいいので、たまに思い出してくれるお菓子でありたい」と語る、原さんご夫妻。「甘ニャッ豆」を店頭で購入できるのは、長万部と小樽のお土産屋さんの2箇所とcafe GATTINAのみ。店頭で購入しても、BASEショップで購入しても、保護猫団体への寄付につながりますが「BASEで購入いただくと、1商品につき100円が寄付されます。卸先を経由するとどうしても寄付金が少なくなってしまう」とのことでしたので、保護猫活動を応援したいという方には、BASEのくわぞの商店での購入がお勧めであります。 ちなみに、猫ジャーナルとコラボ「猫ジャーナル×甘ニャッ豆 〜募金なまら増額セット〜」では、発売した2021年度において2万4200円の寄付が実現いたしました。 コラボセットにも使用されている「猫ジャーナルしおり」は在庫はまだまだ抱えておりますので、これからも猫ジャーナルといたしましては、引き続き募金増量セットのコラボの販売および、新たな猫助け企画で協力させていただきたいと考えております。The post 猫とはたらくvol.04「細く長く、保護猫と老舗製菓所を助けるために『甘ニャッ豆』を」 first appeared on 猫ジャーナル.