存命最高齢ほぼ27歳の猫、同い年の飼い主と暮らす
猫ジャーナル 2022年11月28日 09:00:00
先週の11月24日にギネス公式ブログにて公表されたところよりますと、ロンドン南東部の都市・オーピントン在住のサビ猫Flossieちゃんが御年26歳と317日を迎え、存命最高齢猫に認定されました。誕生したのは1995年(平成7年)の12月29日。獣医による出生記録がその証拠になったそうです。ちなみに1995年の日本の主な出来事を振り返りますと、1月は阪神淡路大震災、3月は地下鉄サリン事件、4月にノック知事5月に青島知事が誕生し、11月にWindows 95が発売されております。Windows 95と同い年と考えるとその偉大さが伝わるのではないでしょうか。 95年当時、マージーサイドの病院近くで野良猫として暮らしていたFlossieは、病院のスタッフに保護されてから、2度にわたる飼い主との死別、そしてその後の別離の果てに猫の福祉団体「Cats Protection」へと保護されて移り住みます。高齢猫の里親探しは難航すると思われましたが、そこで現在の飼い主さんであるVicki Greenさんと出会い、同じ1995年生まれの1人と1匹はVickiさんのお宅で共に暮らすこととなりました。Vickiさんが以前飼っていたHoneybunという名の猫も21歳まで生き、高齢猫と暮らした経験が、Flossieの猫生を変えることとなったわけであります。 耳は遠くなって聞こえず、視力も弱くなっているそうですが、動画で見せるご飯タイムの様子は矍鑠そのもの。一説によれば、高齢時の必要摂取エネルギー量が減る人間と異なり、猫の場合は高齢になるとエネルギー消化がしにくくなるため11歳ごろから摂取エネルギーを増やす必要があるそうで、食欲旺盛な姿は今後の記録更新と、幸せな暮らしが続く兆しともいえそうです。 「特別な猫だとは思っていたが、世界記録保持猫になるとは思いもよらなかった」と語るVickiさんは、シニア猫の里親となる人が増えるのを願っているとのこと。ギネス世界記録の猫ご長寿38歳と3日を更新する日を祈り、健康で平和な日常が続くことを願う次第であります。 [Oldest Living Cat – Guinness World Records/YouTube]The post 存命最高齢ほぼ27歳の猫、同い年の飼い主と暮らす first appeared on 猫ジャーナル.
情報提供元: 猫ジャーナル
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