叩かれる木魚を傍で見守る猫もいれば、お鈴を鳴らす猫もいれば、自ら木魚の代わりに叩かれる猫がいたって決して不思議ではありません。一昨日昨日に続きまして、仏壇系猫動画であります。

尻叩き好きの別バージョンとしての、木魚猫であります。木魚がポクポク音を立てりゃ、一目散にスタスタ歩き、さも当然のように木魚と人との間に割って入り、俺の尻を叩けと無言の業。字面だけだとモーツァルト作曲の「俺の尻を舐めろ」的な味わいがありますが、映像で見ておりますと猫のやることですからかわいく見えて参ります。
ポクポクと撥でシッポの付け根などを叩かれると、掠れた声でニャーと鳴く猫。撥が畳を叩けば自らその位置へと尻を擲って、一切衆生のためにケツを叩かれ、見る者すべてを極楽へと導く姿はまさに菩薩のそれでありましょうか。仏教界に必要なのは、ド派手なプロジェクションマッピングアートイベントなどではなく、猫の尻を叩いて一鳴きすれば百万遍念仏と同じという現代版マニ車メソッドではないでしょうか。
木魚猫~たたかれ好きな猫/YouTube]

情報提供元: 猫ジャーナル
記事名:「 ポクポクと音の鳴る方寄り来る黒猫、木魚ではなく尻を叩けと