野球で言えば、3イニング1失点といったところでしょうか。
やんちゃなのと暮らしていると、相対的に猫が大人びて見えるものです。メインクーンのChubby君のご飯を狙う、長耳キツネのフェネックRicky君。鉄壁の守りながらも敢えて隙を作る、その余裕をご覧ください。

戸棚の上でご飯を食べるChubby。そしてその下では、Rickyが太いシッポを揺らしながら、食欲全開の爛々とした目で見つめております。水飲みボトルを伝ってクローゼットの上に来襲するやいなや、無邪気な顔でお皿に顔を突っ込むRicky君。「こういう、悪気のないのが一番やっかいなのだよ。叱っても怒っても暖簾に腕押しで応えやしない。何かね、君はその丸い瞳で見つめれば許されると思っているのかね」と諭しているのかどうかは、定かではありませんが、Chubby君はソフトに迎撃。
悪気のない連中に、最低限の意思表示をしつつ、事を荒立てず、なおかつ被害を最小限に抑える、その姿勢は現代に生きる我々に、ヒントを与えているようにも見えなくもありません。軽トラックひっくり返されたり、食券機に水を注いだりされたら、激怒猫パンチが出せるようにしておきたいものであります。
Fennec Fox Figures Out How to Get Cat Food/YouTube]

情報提供元: 猫ジャーナル
記事名:「 フェネックを寸止めパンチで迎撃する猫、盗難被害を最小限に抑制