大切な愛猫のフードに「危険物質」が⁉ 米国の非営利団体がショッキングな調査結果を発表
フードから水銀やカドミウムが検出
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愛猫家にとっては、かなり気がかりな調査結果がこのたび発表されました。
非営利団体Clean Label Projectによると、試験したほぼすべてのキャットフード製品から重金属が検出され、その99%から鉛が検出されたというのです。これは2026年10月2日に発表された「2026年キャットフードカテゴリーレポート」で明らかになりました。
同団体は62ブランドの100種類のキャットフード製品を対象に、122以上の環境汚染物質と産業汚染物質、毒素について調べました。フード製品にはドライやウェットのほか、エアドライ、フリーズドライも含まれています。
調査結果によると、製品の96%からカドミウムが検出され、94%からヒ素が検出されました。またこの研究では、タンパク質や原料の種類によって汚染物質レベルに大きな差があることもわかっています。
ただし、この調査結果は「フード製品が猫にとって安全ではないこと」を意味するものではありません。今回の調査はキャットフード間の汚染レベルを比較することを目的としたもので、「特定の製品が病気や危害を引き起こす可能性があるかどうかを判断するものではない」とClean Label Projectは述べています。
魚原料のフードに高い水銀値
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同団体はまた、今回の調査の対象になった製品は「1回の製造工程(バッチ)」から採取されたものであるため、「同じフードでバッチ間の差異があってもわからない」とも話しています。またほとんどのブランドについて製品を1つ調べただけなので、調査結果から個々のブランドの安全性について総合的に断定するには無理があるといえます。
ただ、全体として魚を原料にしたフードは、水銀の数値がほかより高いことがわかっています。報告書によると、魚介類を含む製品には、ほかの原料のフードの約18倍の水銀が含まれていたといいます。
とくにウェットフードを見ると、魚由来の製品には、ほかのタンパク質で作られたものよりも約28倍も多くの水銀が含まれていました。魚介類製品のほぼ半数 (48.6%)が、水銀レベルが最も高い製品にランクされました。これに対して、鶏肉を材料にした製品にはそうした現象は見られませんでした。
あわせて、魚由来のキャットフードには、ほかの製品に比べて約2.5倍のカドミウムが含まれていることもわかりました。
鉛についてはどうでしょうか。カロリーを考慮すると、ドライフードにはウェットまたはエアドライよりも約3倍多くの鉛が含まれていました。同時に、鉛の数値は原料のタンパク質の違いとの関連は見られませんでした。
化学物質も複数検出
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気になるのは、広く使用されている除草剤グリホサートが、フード製品の 37%に含まれていたことです。この薬剤の分解生成物である AMPA は、12%のフードに検出されました。とくに多くの植物成分を含むフード製品は、高いグリホサート数値を示す傾向があることがわかっています。
あわせて、一部のプラスチックに使用されている化学物質DEHPが、100製品中48製品で検出されました。とくに缶詰やパウチ入りのフードには、ドライ製品の約5倍のDEHP が含まれていました。
毒性が懸念されるプラスチック由来の化学物質のうち、BPA (ビスフェノールA)は 2 つの製品で検出され、BPS(ビスフェノールS) は 1 つの製品で検出されました。また高温調理中に生成される可能性のあるアクリルアミドは、4つの製品でやや高い数値が検出され、ほかの24製品でもかなり低いレベルであるものの数値が検出されました。
今回の結果を受けて、同団体は猫の飼い主に対し「製品に記載されている成分だけを見るのではなく、最終製品の重金属量を定期的に検査しているかどうかをペットフード会社に尋ねること」を勧めています。
出典:Heavy metals found in 99% of cat foods tested in new study
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