猫のしつけに『霧吹き』を使うメリット3つ



1.「水を嫌がる」猫の性質を活かせる



例外の猫種もいますが、基本的に猫は、お風呂をはじめ、水に濡れるのが苦手です。



猫の祖先とされるリビアヤマネコは、砂漠地帯で暮らしていました。砂漠では滅多に雨が降らないため、水に慣れる機会が少なかったことが、その理由の1つといわれています。



つまり、少しの水滴を体につけるだけでも、猫にとってはイヤなことになり得るということ。やってほしくない行動をした瞬間に、シュッと一吹きすれば「これをするとイヤなことが起こる」と学習するきっかけになるでしょう。


2.猫にも飼い主さんにも負担が少ない



猫のしつけに体罰は絶対NGというのは、多くの方が知っているでしょう。



大きな声を出してサインを出したり、いたずらができないよう環境を整えたりと、さまざまな工夫を凝らしています。



ただ、それらを繰り返すのには、思ったより体力がいるもの。霧吹きなら、声を発する必要もなく、水を吹きかけるだけで済みます。



痛い思いをさせる心配なく、困った行動を止めることができるため、猫はもちろん、飼い主さんのストレスも減らせそうです。


3.場所を選ばず使いやすい



霧吹きは、虫よけスプレーや薬品のようなものとは違います。



ボトルのなかに入っているのは、ただの水です。カーテンなどの近くでも、場所を選ばずに使うことができますし、たとえ濡れてしまっても拭き取ったり乾燥させたりすることで対応できる場合が多いでしょう。



ただし、ずっと同じ水を使うのは衛生的ではありませんので、定期的に水を交換した方が安心です。


『霧吹き』の正しい使い方




霧吹きだけにかぎりませんが、猫のしつけは、いたずらを見つけた瞬間に行うことが大切です。時間が経った後に使っても、猫はなぜ水をかけられたのか分かりません。



そこで、猫にいたずらされやすい台所やお風呂場付近などに、霧吹きを常備しておきましょう。「今使いたいのに、近くにない・・・」と慌てることなく、その場ですぐに対応できます。



また、家族がいる場合は「どんな行動をしたときに霧吹きを使うか」の基準をそろえておく必要があります。



同じいたずらをしているのに、霧吹きをされたりされなかったりすると、猫は「この行動をするとイヤなことが起こる」と理解しにくくなってしまうからです。



猫がいたずらをしたその場で、毎回同じように対応することを心がけましょう。


これをやったら逆効果?『霧吹き』を使う際に気を付けたいポイント




手軽なしつけとはいえ、猫が「飼い主さんにやられた!」と分かってしまうと、逆効果になるかもしれません。



実は筆者は、過去にこれを分からずやってしまい、猫から一時的に距離を取られてしまったという失敗をしたことがあります・・・。



猫に不信感を与えないためにも、あくまでも「そのいたずらをしていたら、不思議とイヤなことが起こった」という状態を作り出すことが大切なんです。



おすすめは、猫から見えない位置からそっと使うこと。たとえ大きないたずらをされても感情的になるのはこらえ、何度も連射するのは控えましょう。



もし霧吹き自体を極端に怖がる様子が見られたら、すぐに使うのをやめてください。どの猫にも万能な方法ではないということは、頭に留めておきたいものです。


まとめ




霧吹きを使ったしつけは、水を不快に感じやすい猫に、してほしくない行動を効果的に伝える方法です。



このしつけを成功させるコツは「いたずらをした瞬間を狙うこと」「飼い主さんにやられたと気づかれないようにすること」「家族で一貫性を持って対応すること」です。



手軽だからとむやみに使ったり、つい大人げなく何度も連射したりするのはご法度です。



「どうしたら猫に伝わるかな?」と考えながら、お互いに無理なく、困った行動を減らしていきましょう。



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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 猫のしつけに『霧吹き』を使うメリット3つ 正しい使い方から気を付けたいポイントまで 」