超高齢猫と同居の老犬に薬を与えたものの…?


画像はイメージです



フロリダ州オーランドで、高齢のシャム猫に、誤って犬のための薬を与えてしまった事故がありました。飼い主さんが服用させたのは犬のための「オピオイド系鎮痛剤」です。



これは2026年8月3日の「全米シニアペットの日」に合わせ、「ペット中毒相談ホットライン」が公表した事例です。



同ホットラインによると、猫のShadow(現在23歳)は飼い主のRuby McDonaldさんと Mikeさん夫妻、そして老犬Charleyとともに暮らしています。



「うちには老ペットばかりいて、まるでホスピスみたいなのです。Shadowは赤ちゃん猫のときから飼っていて、わたしたちの結婚年数の2倍も一緒に暮らしてきたんです」とRubyさん。



老犬のCharleyはオピオイド系鎮痛剤である「ヒドロコドン」を処方されていて、Shadowは甲状腺機能低下症の治療薬を飲んでいます。



ある日Mikeさんが2匹のペットに薬を与える際、誤ってヒドロコドンをShadowに与えてしまったのです。


あわてて猫を救急搬送


画像はイメージです



「Mikeは普段使っているピル用のガンで2匹に薬を投与していたのですが、誤ってヒドロコドンをShadowのほうに飲ませてしまったのです。



夫はすぐに自分の過ちに気づき、Shadowに過酸化水素を飲ませて吐かせようとしました。でも効果がなかったので、急いで救急病院に向かったのです。その途中でペット中毒相談ホットラインにも電話しました」と話すRubyさんです。



「ヒドロコドン」は人間用の薬で、犬にも咳止めや中等度の痛みの緩和用に使われます。しかし高齢や甲状腺機能低下症などの基礎疾患のあるペットへの投与は、細心の注意が必要です。



Shadowの年齢と健康状態を考えると、今回のミスはたいへん深刻なものでした。犬への投与は鎮静作用がありますが、猫がオピオイドを過剰摂取すると吐き気や運動障害、高熱、行動変化などの症状に加え、中枢神経系が過剰に興奮する場合もあるからです。


飼い主は細心の注意を


画像はイメージです



Shadowはセントラル・フロリダ獣医救急クリニックで治療を受けました。



医師たちは、オピオイドだけでなく、家族が与えた過酸化水素の影響も考慮する必要がありました。というのも、過酸化水素は胃や腸の粘膜を刺激することで吐かせる効果がありますが、猫はこの刺激にかなり敏感で、胃粘膜に炎症や潰瘍を引き起こす可能性があるからです。



ペット中毒ヘルプラインのRenee Schmid獣医師は次のように話しています。



「家庭で猫に安全に嘔吐させる方法はありません。猫が何か危険なものを摂取した場合は、すぐに獣医師の診察を受けてください。Shadowの飼い主さんの迅速な対応のおかげで、誤った薬を与えたことによる深刻な被害を防ぐことができました」



医師たちは猫の年齢と薬物内容を考慮したうえで、制吐剤、皮下輸液、胃腸保護剤を与えました。幸いにもShadowの状態は落ち着いていて、一晩経過観察をしたのち、翌日には帰宅することができたのです。



「今回は明らかにミスによる事故でしたが、Mikeが自分の過ちにすぐ気づかなかったら、もっとひどいことになっていたでしょう。うちの猫と犬は、薬を飲んだあとにおいしいご褒美をもらえることを知っているので、わたしたちが与えるものを素直に受け入れてしまいます。だからこそ、間違いがないようにするのは飼い主の責任ですね」とRubyさん。



不幸なペットの事故を防ぐためにも、人間がじゅうぶんに注意したいものですね。


出典:22-year-old cat survives accidental opioid ingestion after owner mix-up



■関連記事

ママに両手で抱えられ、完全に脱力しきった様子の猫→『表情』を見ると…まさかの光景に1万4000いいね「顔ww」「栄養も吸われてて草」

パパの体の上でくつろぐ黒猫→『謎のポーズ』で固まって…まさかの光景に笑顔になる人が続出「可愛すぎるw」「すごいくつろぎ方」と31万再生

大人しくていい子な猫→『お風呂』に入れると…想像以上の光景に「めっちゃ平和w」「すごい天才」「本当にいい子」と称賛の声続出

猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草

2年前の夏、瀕死の状態だったボロボロの地域猫が保護された結果…『現在』の様子に「感動で涙が止まらない」「本当にありがとう」と30万再生

情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 「犬用の薬を、間違って猫に投与した!」飼い主さんが大慌てで救急搬送 超高齢猫が九死に一生を得る 米国