猫のしっぽにある驚きの役割5選



1.抜群のバランス感覚を保つ



猫が高いところを軽々と歩けるのは、しっぽを上手に使っているからです。綱渡りをする人が棒を持つように、しっぽを動かして体の重心を保っています。



キャットタワーの上を歩くときや急に向きを変えるときも、しっぽを使って器用に体の向きをコントロールします。この優れたバランス能力があるからこそ、猫は自由自在に動き回れるのです。


2.感情表現をする



猫にとって、しっぽは自分の気持ちを伝える大切な道具です。怖くてボサボサに膨らませたり、イライラして大きく左右に振ったりと感情豊かに動きます。



しっぽをピンと垂直に立てて近づいてくるときは、最大級の甘えん坊のサインです。これは子猫がお母さん猫におねだりするときの名残りであり、心から信頼している証拠です。


3.体の防寒や防衛



寒い季節になると、猫は体を丸めてしっぽを顔の近くに巻きつけます。これはしっぽをマフラーのように使って、冷たい空気から体を守っている可能性があります。



また、急所であるお腹を守るためにしっぽで隠すこともあります。小さな体で自分を守るための、賢い知恵が詰まっています。


4.仲間や飼い主との挨拶



猫同士が出会ったとき、しっぽを優しく絡ませて挨拶をすることがあります。これはお互いの親愛の情を示す、とても微笑ましいコミュニケーションです。



飼い主さんの足元に寄ってきてしっぽを巻きつけるのも、大好きという合図です。そんなときはやさしい言葉をかけて、たくさん撫でてあげましょう。


5.腰の大切な神経と繋がって体を動かす



猫のしっぽは、腰にある後ろ足を動かすためや排泄のための重要な神経と直結しています。



しっぽを強く引っ張る行為が絶対にNGなのは、腰の神経に大ダメージを与えてしまうからです。最悪の場合、ジャンプができなくなったり自力で排泄ができなくなったりします。


知っておきたい猫のしっぽの豆知識



しっぽの長さや骨の数は猫によってバラバラ



猫のしっぽの骨は「尾椎」と呼ばれ、実は体のパーツの中で最も個体差が大きい場所です。長いしっぽの猫には20個前後の骨がありますが、短い猫では数個しかありません。



遺伝の影響で骨の数が少なくなったり、骨同士がくっついて曲がったりすることで短いしっぽになります。どんな形であっても、それはその子が持って生まれた愛らしい個性といえるでしょう。


短いしっぽでも体全体で補える



しっぽが短い猫ちゃんを見ると、バランスを取るのが大変なのではないかと心配になりますよね。ですが、他の部分の発達が優れているので大丈夫です。



例えば、後ろ足の筋力が強かったり、体全体の筋肉を上手に使ったりしてバランスを取ります。気持ちを伝えるときも、体全体の動きで一生懸命に表現してくれます。


まとめ




猫のしっぽには、体を動かすための大切な機能と、その時々の感情がそのまま映し出されています。しっぽの役割を正しく知ることで、愛猫の毎日の行動がもっと愛おしく感じられるでしょう。



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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 猫の『しっぽ』に隠された役割5選 必要不可欠な理由や豆知識もご紹介