“かまってちゃん”な愛猫に困ったら…猫に『ひとり遊び』してもらうためのコツとおすすめの遊び選
ひとり遊びしやすくなるコツ
ひとり遊びは、猫にとっても、飼い主にとっても嬉しい習慣になります。最初は一緒に遊びながら慣れさせて、少しずつ「自分だけでも楽しい!」という体験を増やしてあげるのがコツです。
そのためにおさえておきたいポイントは以下の通りです。
時間を決める
猫によっては、いきなり自分だけで遊べない子もいます。飼い主と一緒に遊ぶ時間の延長線に「ひとり遊び」があると思いましょう。そのためには、毎日5~10分でもよいので、愛猫と一緒に遊ぶ時間を確保することが大切です。
また遊びの時間帯はある程度決めておくと、猫もリズムを覚えます。猫の遊びは狩りの模倣なので、できれば『猫が空腹の時間帯』を狙うと遊びスイッチが入りやすいでしょう。
おもちゃは収納する
猫は飽きっぽい動物なので、同じおもちゃを出しっぱなしにするのはよくありません。興奮や刺激に慣れないように、おもちゃはその都度片付けて、猫の目に触れないようにしましょう。
またおもちゃのバリエーションも複数用意しておき、曜日ごとにおもちゃを変えるのもおすすめ。隠し場所を変更するのも猫に新鮮な印象を与えることでしょう。
探検できる空間づくり
猫はもともと、探検好きな生き物です。おもちゃを置くだけではなく、探しあてることから楽しめるようにするのがおすすめ。「空間全体が遊び場」になるように工夫すると、ひとり遊びの時間がぐっと増えます。
おすすめの遊び方3選
1.ボール遊び
ボール遊びは猫が1人で遊びやすい方法です。ボールは前肢で少し触っただけでも、コロコロ動いていくので、一度覚えてしまえば、猫は遊びたいときに自分でボールを動かして追いかけます。
特に動きが予測不能なスーパーボールはおすすめ。ただし口に入るような小さいサイズは誤飲のもとなので、大きめのスーパーボールを使うと上手に「猫サッカー」をして遊びますよ。
2.けりぐるみ
ハンター気質の猫は、「追いかける・捕まえる・噛む・蹴る」といった動作が大好きです。けりぐるみはこうした欲求を満たせるおもちゃなので、ストレス発散にもなりますよ。
ただし、けりぐるみに全く興味を示さない猫は意外と多いです。その場合は、またたびの粉をつけてみたり、愛猫のにおいがついている古タオルを巻いてみたりなど、試してみてください。
また飼い主さんがけりぐるみを手でうごかしたり、かくれんぼのように見せたり隠したりするのもよいですね。
3.トンネル遊び
猫は狭い場所を出たり入ったり、穴から顔を出したりすることが好きな動物です。そんなトンネルを用意して、獲物が中に入りこむようにおもちゃを動かしたり、飼い主さんの顔を見せたり隠したりなど「いないいないばあ!」のようにお相手してあげてみましょう。
トンネルに対して「ワクワク感」や「楽しいことが起きる」といったイメージが付くと、猫は1人になったときでも「入ってみよう」と行動するようになります。
まとめ
飼い主さんが一緒に遊んであげて、そのおもちゃの楽しさがわかると、猫は1人になったときに「触ってみようかな…」というキモチになることがあります。
その上で、留守番をさせるときにタイマー付きの自動おもちゃを使ったり、知育トイを出してみたりしてみてください。
突然動き出すおもちゃに狩猟本能を刺激されることもありますし、1人でも遊びへの関心が続きやすくなりますよ。
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