猫だって『孤独』を感じることがある!さみしさを感じている猫の3つの兆候とフォロー方法
1.「アオーン」という鳴き声を出す
猫が孤独を感じると、鳴き声でお知らせしてくれることがあります。大きく張り上げるような声で「アオーン」と鳴いたら、寂しさが限界に達しているサイン。とくに、語尾を長くするような鳴き方の場合は、かなりのストレスを感じている可能性があります。
この鳴き方は、子猫が母猫を探しているときにたびたび見られるものです。小さな子供が「ママ、どこにいるの?」と泣いているような状態といえるでしょう。成猫がこのような鳴き方をするのは、人間に対してのみとも言われています。
避妊手術をしていない雌猫は、発情期に高い声で「アオーン」と鳴く場合があります。それと比べると、寂しさや不安を感じているときの鳴き方は低め。地を這うようなドスの効いた声で鳴くことが多いようです。
2.ずっと着いてくる
出かけようとすると玄関まで着いてきたり、トイレやお風呂の前で待ち構えていることはないでしょうか。こんな行動をするときの猫は、「寂しいから構って…」と考えている可能性があります。
猫はひとり時間を大切にする動物ですが、飼い主さんとのスキンシップが不足すると不安になってしまうことも。「なでてほしい」「遊んでほしい」といった気持ちを、飼い主さんに付きまとうことで伝えようとしているのでしょう。
もちろん、普段から飼い主さんにチョコチョコ着いてくる甘えん坊の猫もいます。しかし、いつもとタイミングが違ったり、着いてきながら鳴いている場合は、寂しさの現れかもしれません。愛猫が急にこのような行動をしたときは、お留守番が長くなっていないか再考してみてください。
3.何かしていると邪魔をする
パソコンをしていたらキーボードの上に乗ってくる、洗い物をしようとしたらシンクの近くに陣取るなど、飼い主さんが何か作業をしているときに猫が邪魔をしてくることがあるかもしれません。ついつい「邪魔!」と言ってしまいたくなりますが、寂しさのサインかもしれません。
最近、猫とのスキンシップが不足していないでしょうか?猫は、邪魔をすると反応してくれることを覚えています。構ってほしいばかりに、どうにかして飼い主さんの気を引こうとしているのです。
また、わざと物を落としたり、カーテンを破ったりする猫もいるようです。このような行動も、飼い主さんのリアクションを期待しているためと考えられます。怒られることを分かっていても、寂しさが極限に達しているということでしょう。
猫へのフォロー方法
猫は、寂しさや不安感が募ると、健康状態にまで影響を及ぼすことがあります。そうなる前に、飼い主さんが対処してあげることが大切です。
まずは、猫とのスキンシップの時間を増やしてあげることから始めましょう。忙しいときにはついつい後回しになってしまうかもしれませんが、1日10分程度でも構いません。毎日なでてあげたり遊んであげたりするルーティンを作ることで、猫の寂しさが和らぎます。
また、猫の暮らす環境に変化を付けないことも大切です。猫は環境の変化に弱いため、家族が出て行ったり引っ越しをしたりするとストレスになってしまいます。なるべく生活のパターンを変えないよう心がけましょう。
まとめ
猫は、もともと単独行動をする動物です。しかし環境の変化に弱く、寂しさを抱えてしまうこともあります。とくに、スキンシップが極端に減ったときは要注意。もともと寂しがり屋な猫ではなくても、大変な不安を感じてしまう可能性があります。
大切な猫に寂しい思いをさせないためには、毎日のスキンシップや環境の変化に気を付けることがポイントです。とはいえ、日常的に構い過ぎていると、少し忙しくなっただけでストレスになってしまう傾向があるため、猫との距離感にも注意するのがおすすめです。
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