猫の爪とぎや嘔吐から『家具を守る』ための6つの対策 家がボロボロになる前に…
爪とぎへの対策3選
1.爪とぎ対策シートを貼る
爪とぎ対策シートは、爪が引っかからないツルツルとした素材でできており、壁や柱などを守るのに効果的です。
半透明や透明タイプが主流のため、できるだけインテリアに馴染ませたいという人にもぴったりでしょう。
賃貸物件にお住まいの場合は、はがした跡がつきにくいものを選んでください。
猫が2匹いる筆者も自宅に導入していますが、爪とぎしないことはもちろん、ちょっとした汚れも、水拭きで簡単にお手入れできています。
2.爪とぎ器は複数設置する
実は、爪とぎ器の設置数は、1ヵ所では不十分と言われています。「1部屋に最低1つ以上」を設置の目安とし、猫が好きな場所を選べる環境を整え、他の家具への関心を減らしましょう。
爪とぎ器にもさまざまな種類があるため、猫の好みに合わせ、縦置き型・横置き型、麻素材・段ボールなどを選ぶとよいです。
また、設置したら終わりではありません。爪とぎカスの片付けや、定期的な交換などのメンテナンスも、飼い主さんの大切な役目です。
3.定期的に爪切りをする
猫が爪とぎをする理由の1つが「古い爪をはがすため」です。古い爪をはがして新しい爪にする、いわば脱皮のようなサイクルですが、爪とぎだけでは、爪先は鋭く尖ったままです。
鋭利な爪は、カーテンやソファに引っかかりやすく、家具を傷つける原因となり、猫がケガをするリスクもあるため、定期的に爪切りをして防止しましょう。
動物病院やトリミングサロンで爪切りをしてもらえることもあるため、自宅で難しい場合は、利用を検討しましょう。
嘔吐への対策3選
4.マルチカバーで覆う
ソファやベッドに嘔吐されてしまうと、比較的掃除がしやすい床と比べて、後処理が大変でしす。
洗えないマットレスなどの内部に汚れが浸透した場合は、簡単には落とせないため、あらかじめマルチカバーで覆っておきましょう。
少しお値段は張っても、防水加工や消臭加工タイプを選んだ方が、あとあと楽になります。
カバーの位置をずらされる心配のない、大きめのサイズがオススメです。
5.フードの種類や与え方を工夫する
猫の体調や好みに合わせてフードを調整し、嘔吐の頻度を最小限に抑えましょう。
例えば、吐き戻しケアや食べやすい小粒タイプを選ぶと、改善が期待できます。食べすぎが原因で吐くことが多いようならば、1回の食事量を減らし、少しずつ小分けにして与えましょう。
意外と見落としがちですが、お皿を直置きせずに食事台に載せると、猫の体への負担が軽減され、結果的に嘔吐防止につながることがあります。
6.ブラッシングをこまめにする
猫はグルーミングをする習性があり、体内に溜まった毛玉を出そうとして吐くことも多いです。
猫が飲み込む毛量を減らすため、ブラッシングをこまめにし、毛玉が溜まりにくくしてあげてください。嘔吐を防ぐだけではなく、清潔な被毛を維持したり、血行をよくしたりするメリットがあります。
さらに、家具や衣服に付着する抜け毛を減らせるため、家全体を清潔に保つことができるでしょう。
まとめ
猫との暮らしでは、家具の汚れや傷が、飼い主さんの悩みの種になりがちです。
猫から家具を守るためには、爪とぎ対策シートやマルチカバーなどの便利なアイテムを活用し、物理的な対策をしましょう。
爪切りやブラッシングといった間接的な対策も大切であり、猫の健康管理にも役立ちます。
猫の習性と上手に向き合いながら、お互いが心地よく暮らせる工夫をしていきましょう。
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