猫のために働きたい！と思ったら…あると役立つ『猫にまつわる資格』6選

1.愛玩動物飼養管理士

愛玩動物飼養管理士は、2級と1級の試験があり、15歳以上であれば受験できます。また、1級を受験するためには2級に合格していることが条件です。

愛玩動物飼養管理士の資格を取ることで、ペットの習性や飼い方だけでなく、動物愛護管理法やペットフード安全法など、さまざまな知識を得ることができます。

トリミングサロンやペットホテル、ペットフードやグッズなど、猫だけでなくペットに関わる業界の仕事に活かせる民間資格です。

試験は年2回行われており、試験勉強期間は6～8ヵ月程度が目安とされています。講習会に1日参加する必要がありますが、基本的には在宅での教材学習で取得を目指します。

愛玩動物救命士とは、ペットの命と健康を守るための知識を学ぶ資格です。災害時にも役立つ知識が学べるので、地震や台風などの自然災害時にも役立ちます。

ペットサロンや猫カフェなどペット関連の業界だけでなく、怪我や病気など愛猫の「いざという時」に役立つ資格です。

一般社団法人全日本動物教育協会認定の「愛玩動物救命士養成講座」による通信講座を受講することで資格取得を目指します。

教材とDVDによる学習のため、自分のペースで学習ペースを決めることができるので安心です。試験は年4回行われていて、試験勉強期間は約3ヵ月です。

猫健康管理士とは、歯磨きやグルーミングなどの日常のお手入れや、病気の予防策など猫の健康を守るための知識を学べる資格です。

トリマーや動物看護師を目指している方にもおすすめの資格ですが、猫に特化した資格なので、猫を飼っている方にも役立つ内容です。

実際に歯磨きやブラッシングなどを飼い猫に行いながら学べるため、座学だけでなく実践もできるので楽しく学習することができます。試験は随時行っており、学習目安期間は約4ヵ月です。

キャットケアスペシャリスト・キャットシッターとは、猫の飼育方法や看護、介護、美容、生態など猫に関する幅広い知識を学ぶことができます。キャットシッターはもちろん、動物病院やボランティアなど幅広く役立てることができる資格です。

試験は随時行っており、学習目安期間は4～5ヵ月です。通信講座を受講し、添削課題を提出することで取得できます。

愛玩動物介護士とは、シニア期を迎えた犬猫の介護知識を身に付けるための資格です。

加齢に伴うペットの肉体の変化や、かかりやすい病気などを学ぶことができます。日常のケアや介護方法などを学べるため、ペットシッターなどで高齢の犬猫を担当する時にも非常に役立つ資格です。

自宅にテキストが届くので、ご自身のペースに合わせた学習カリキュラムを組むことができます。試験は随時行っており、学習目安期間は約6ヵ月です。

ねこ検定とは、初級・中級・上級に分かれており、猫の生態や習性、飼い方など猫に関する幅広い知識を身に付けることができます。

基本的な飼育方法から専門的なことまで難易度別に学べるため、猫の気持ちをもっと知りたいという人が多く受験しているようです。

猫とのコミュニケーション方法についても学べるため、ペットシッターや猫カフェなど猫と触れ合う仕事で役立てることができます。

会場試験とオンライン試験が実施されているため、受験しやすい方法を選べるのもありがたいですね。ただし、オンライン受験の場合はカメラ付きパソコンでの受験になるので注意しましょう。

試験は年1回、学習目安期間は1～3ヵ月です。上級は中級合格者のみが受験できます。

猫に関する資格は数多くあるため、どの仕事に就くのかを決めてからの方が学習しやすいかもしれません。

猫を飼っているのであれば、猫に特化した資格を取ることで実践しながら学べるので勉強しながら知識を活かせるのでおすすめです。

試験日や費用、受講内容など資格ごとに異なるのでしっかりと確認するようにしてくださいね。

情報提供元：ねこちゃんホンポ