猫も『寝起き悪い』ときがある?そう思えるときの仕草3選 病気の場合もあるから要注意
1.不機嫌そうな顔をする
寝起きが悪い猫は、起きると不機嫌そうな顔をしているように見えることが多いようです。
いわゆる「ジト目」のように目つきが悪く、人相が変わってしまったようにも思えます。無理に起こされたりしたときに人間でも朝はしばらく機嫌が悪い人がいますが、同じような感じかもしれませんね。
目がしょぼしょぼしていると目つきが悪いように感じる場合もあります。
また、目つきだけでなく態度も悪くなる猫もいるようです。飼い主さんが手を出すとガブリと噛みついたり、爪を立てたりします。
いらいらしている猫にとっては、とにかく触れてほしくないのでしょう。声をかけても完全無視を決め込む猫もいるとか。
なお、朝食を元気よく食べてくれるなら問題ありません。
お腹いっぱいになってゴロゴロ日向ぼっこするうちに、大体の猫は機嫌が戻ってくるはずです。寝起きの悪い猫と朝のスキンシップを取るのは、しばらく時間をおいてからの方がよさそうです。
2.しばらくぼーっとしている
不機嫌ではないものの、とにかくぼんやりしてしまう猫もいるようです。飼い主さんが声をかけても、どこか遠くを見つめたまま上の空。その姿は、自分の世界に浸っているようにも見えます。
ちなみに、猫は人間のように夢を見ることもあると考えられています。夢を見ている間の猫は、ヒゲや口がピクピク動いたり、尻尾を振っていることがあるのだとか。
中には、寝言を発する猫もいます。夢の内容は猫にしか分かりません。狩りの練習をしている夢だったり、楽しい夢だったり、怖い夢を見ることもあるようです。
そんなわけで、寝起きの猫がぼんやり脱力しているのは、夢の世界からなかなか抜けきれない…なんて可能性もあるかもしれません。夢の中で敵を追いかけまわしたために、目覚めてからどっと疲れてしまうのかもしれませんね。
3.いつまでも起きてこない
寝起きが悪いどころか、いくら起こしてもなかなか起きない猫もいます。ここまでくると、寝起きが悪いというよりも「起きるのが面倒で仕方ない」といったレベルになるかもしれません。
猫は1日のほとんど寝て過ごす動物ですが、その中でもとくに寝るのが好きなタイプなのでしょう。
たとえ一度は起きても、すぐに高い所や隠れられる場所に行って二度寝を貪る猫もいるとか。こんなときは1匹になりたがることが多く、飼い主さんが干渉しようとするとあからさまに抵抗することもあります。
猫にとって、睡眠は非常に大切な習慣です。人間からすると「寝すぎでは?」と感じても、猫にとっては必要な睡眠時間なのです。
猫が嫌がっているのに無理に起こすと、信頼関係が崩れる可能性も。基本的に、寝たいときはそっと1匹にしてあげたほうがいいでしょう。
もしかして病気?
寝起きが悪い猫の仕草は、「倦怠感」と似ているときがあります。人間でいうところの「なんとなくだるい…」という状態で、体調不良や病気が隠れているかもしれません。
倦怠感がみられる病気として、肝臓や腎臓などの内臓疾患、貧血などが挙げられます。炎症や痛み、違和感などさまざまな可能性が考えられるため、他に症状が出ていないか観察してみるといいでしょう。
また、たくさん運動した後や、夏に湿度が高すぎたときなど、健康な猫でも疲労や季節的なトラブルで倦怠感を起こすこともあります。一時的に「寝起きが悪い」と感じる場合も、「すぐ治る」と楽観視しすぎないことが大切です。
まとめ
寝起きが悪い猫には、いくつかの行動パターンがあることが分かりました。基本的には体質の問題なので、過度に心配する必要はありません。そっと寝かせておいてあげましょう。
しかし、中には健康状態の悪化が影響していることもあります。突然寝起きが悪くなったという場合は、なるべく早めに動物病院に連れて行くことをおすすめします。
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