『ギネス世界記録を持つ猫』5選 ゴロゴロ音の大きさ、しっぽの長さ…驚きの記録とは?
『ギネス世界記録』を持つ猫5選
厳しい判定をクリアした者だけが認められるギネス世界記録。そんな記録に挑み、見事認定を受けた猫たちがいるのです。
ここでは5匹の猫たちが実際に認められた世界記録を紹介いたします。
1.『世界で最も大きな"猫のゴロゴロ音"』
イギリスのハンティンドンに住む14歳のベラちゃん。彼女の"ゴロゴロ音"は昔から大きく、喉を鳴らした際はテレビの音量を上げなければならないほど目立っていたのだそう。
ある日飼い主さんは、『世界で最も大きな"猫のゴロゴロ音"』というギネス世界記録の存在を知り、彼女を推薦することに。
実際の記録として収録された音声は、54.6デシベルでした。あまりピンと来ないかもしれませんが、この音はやかんの水が沸騰した際に発せられる音と同レベルのボリュームになります。
あのやかましい音を想像してみると、驚きでしょう。飼い主さんは、長年のパートナーであるベラちゃんが記録を更新したことを誇らしく思っているそうです。
2.『最も大きな飼い猫』
2018年5月、イタリアに住むメインクーンのバリベルくんは『最も大きな飼い猫』という記録の保持者となりました。
彼の長さ(体長)は驚きの120cm。これは野球のバットよりも長く、iPadを7台並べられるほどの長さなのだそう。
立ち上がった姿が小学生並みだと想像すると、何だか愛らしくなりますね。
ちなみに一般的なメインクーンの体長は76cm〜101cm程。元々大きくなるとはいえ、彼の大きさは抜きん出ています。尚、この記録は今現在もキープ中です。
3.『世界一しっぽが長い猫』
アメリカ・ミシガン州に住む獣医師のウィル・パワーズさん(以下ウィルさん)は、小さな子猫を迎えました。その名をシグナスちゃん。
シグナスちゃんが家族になって2年後のある日、ウィルさんはふと、"しっぽ長すぎないか?"と疑問に思ったそう。慌てて計測してみると、驚きの44.66cmという結果に。
2017年のギネス記録には、41.4cmとして登録されています。実は、シグナスちゃんもバリベルくんと同じメインクーン。
大きく立派な体に加え、長くて美しいしっぽの持ち主とは恐れ入りますね。
4.『最も背の高い猫』
実は、先ほどのウィルさんのお家にはもう1匹、ギネス記録の保持者が潜んでいました。彼の名はアークトゥルス。サバンナキャットという珍しい猫です。
彼が持つ記録は『最も背の高い猫』という称号です。猫界において背が高いというのは、体高の高さ(床から背中までの高さ)を指します。
アークトゥルスくんの体高は48.4cm。一般的な猫の体高は23cm〜25cm、大型種のメインクーンは27cm〜30cmが平均であることからもわかるように、ずば抜けた背の高さを持っています。
シグナスちゃんとアークトゥルスくんがじゃれ合う姿を想像すると、もはや野生のネコ科動物を彷彿とさせるほど見応えがありそうです。
5.『世界で一番長生きした猫』
愛猫には健康で長生きしてほしい。これは全ての飼い主さんの願いといえるでしょう。最も長生きした猫は何歳なのか知りたくないですか?
ギネス記録には、38歳と3日という記録が残されています。この記録保持者はアメリカに住んでいたクリーム・パフちゃん。残念ながら2005年に亡くなってしまいましたが、彼女の記録は未だに破られていないのだそう。
ちなみに2023年のデータでは、完全室内飼育の場合の平均寿命は16.25歳、外出経験のある猫の場合は14.18歳となっています。
平均のおおよそ2.4倍もの記録はどのような暮らしによって実現したものなのか、筆者も愛猫家としてとても興味深いです。
まとめ
ギネス世界記録を持つ猫たちはいかがだったでしょうか。皆ユニークで素晴らしく、どこか憧れてしまう内容でしたね。
医療やフード、猫を取り巻く生活環境が向上しつつある現代。クリーム・パフちゃんの記録に追いつき、それを超える猫は現れるのでしょうか。
最初に紹介したベラちゃんの飼い主さんのように、この記事がきっかけで「我が愛猫こそ!」という方が出てきてくれたら嬉しいです。
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