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「悲しい気分のときはいつも、猫が靴下やばね式おもちゃを1個ずつ運んできてくれます。すぐにわたしの横におもちゃの山ができるほどです」
「うちの猫は、机の引き出しから人間用おやつを引っ張り出し、具合が悪くて寝ているわたしの枕元に持ってこようとするのです」
こうした猫たちは、断固として「飼い主にとって最悪の日を、何とかよいものに変えよう」としてくれます。
犬が人間の感情の変化に敏感なことは、広く知られています。悲しそうな飼い主に犬たちは積極的に近づき、大胆に甘えて元気づけようとします。しかし猫は、もっと繊細な方法で人間をなぐさめようとするようです。
米国の獣医サービス「Better Vet」 によると、猫には人間の悲しみがわかります。気分の変化によって人間の行動が変化するのを認識できるからです。
幸せなときと悲しいときの人間の気分の違いも区別します。だから飼い主が幸せなときには猫も満足してゴロゴロとのどを鳴らし、飼い主が怒っているときには隠れて近寄らないこともあるといいます。
多くの猫は、人間の感情が「幸せ」から「悲しみ」へと変化するのを感知し、人間に寄り添って気持ちを癒やそうとしてくれます。
では猫はどうやって人間の感情がわかるのでしょうか。これまで行われた多くの研究結果によると、猫は人間の気持ちをその表情や動作、声、行動、気質の変化をもとに判断しているといいます。
飼い主にとって、落ち込んでいるときに最善を尽くして慰めてくれる猫がいることは、とても幸せなことだといえますね。
出典:Concerned British Shorthair Cat Sweetly Brings Her Bedridden Human Mama Cat Food