1.女性の方か猫に積極的

ハンガリーのとある大学の研究によると、男性より女性の方が、猫と積極的にコミュニケーションを取っていることが明らかになったそうです。

コミュニケーションを取るうえで、一般的に男性は「事実や答え」を重視する傾向にあり、会話も少なめだと言われています。

一方、女性は「共感」を重視する傾向にあり、猫にも自分の気持ちを理解してもらおうと、話しかけたり、挨拶をしたりするようです。

2.女性の声のトーンや小さな体つきに安心しやすい

猫は、低いトーンの声や、体つきが大柄な人が、どちらかと言えば得意ではありません。

これに当てはまりやすいのは、やはり男性でしょう。

自然界においても、大きい動物の方が力強い印象がありますが、猫はそのことを理解し、先入観のようなものを持っているのかもしれません。

平均的な傾向としては、女性の方が声のトーンが高く、体つきも小柄なため、安心感を抱きやすいと考えられます。

また、穏やかで落ち着いた雰囲気も求められますので、予想外の行動を取りやすい子どもは、猫から距離を取られる場合もあります。

3.男性の汗の匂いが、最初は気になる

とある学術誌の研究結果から、多くの動物は、男性の汗の匂いを不快に感じていることが分かりました。

実験の過程で、マウスに男性の脇汗の匂いを嗅がせたところ、強いストレス反応を示しました。

さらに驚くべきことに、女性の汗の匂いでも試したところ、ストレス反応が見られないという結果となりました。

猫のように、本来単独行動を行っている動物にとっては、男性特有の匂いは強く、テリトリーを侵害されるという不安につながるためと考えられています。

しかし、このストレス反応は「一時的」に起きる反応であり、ずっと継続するものではありません。

男性も仲良くなれる方法とは?

最も手っ取り早いのは、先にご紹介した説を活用することではないでしょうか?

コミュニケーションを絶やさないことや、体つきを少し小さめに見せる、高めの声で話すことなどが、猫と仲良くなるカギになるでしょう。

また、汗の場合は、最初は躊躇(ちゅうちょ)されても、猫の方もいつの間にか慣れて、安心できる匂いに変わっていくことも期待できるでしょう。

とはいえ、コミュニケーションが過剰すぎても、猫に距離を置かれる要因となるため、パーソナルスペースも意識するようにしてください。

まとめ

男女によって、コミュニケーションの取り方、体型や声のトーンに違いがあらわれます。

女性は、コミュニケーションが積極的で、声が高く、小柄という傾向があるため、猫の好みに合うのでしょう。

一部の研究では、男性特有の汗の匂いは、猫や他の動物を不快にさせるという結果が出ていますが、汗を嗅ぐことで起きるストレス反応は、一時的なものとも言われています。

しかし、猫の好みとは、人の性別そのものだけではなく、コミュニケーションの取り方や行動に基づくものだと考えられます。

男女関係なく、猫に寄り添いながら、適切なコミュニケーションを取ることが大切です。

飼い主さんは、猫が安心できる唯一無二の存在を目指しましょう。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 猫は『男性より女性が好き』と言われる3つの説 男性だって仲良しになれる方法も