猫が『まばたき』をするときの3つの理由　目の異常を知らせるサインのことも？

猫が「まばたき」をする3つの理由

猫の顔を見たときに、ゆっくりとまばたきをしているときは、飼い主に対して「信頼しているよ」「敵意はないよ」「大好きだよ」といった愛情表現としてまばたきをしているようです。

猫は本来アイコンタクトでコミュニケーションを取る動物なので、目を見るという行為は「敵意」があるという意味になります。

まばたきをすることで、飼い主を安心できる人だと認識しているのです。猫にまばたきをされた時は、こちらもゆっくりとまばたきをして愛情を返してあげるようにしましょう。

猫は呼びかけられたときに返事として「まばたき」をすることがあるようです。

猫の返事は「耳をこちらに向ける」「しっぽを振る」など体を使って行う行動が多く、まばたきもそのひとつです。

猫は犬のように名前を呼んでこちらへ寄ってきてくれるということは少ないですが、このように体を使って「聞いているよ」「何か用？」と返事をしてくれます。

そっけない態度に見えるかもしれませんが、猫からの返事をしっかりと受け取るようにしましょうね。

猫がこちらを見つめてきたり、まばたきをした後に鳴いたりするのは、何か要求があるときです。

ご飯が欲しかったり遊んでほしかったり、理由はさまざまなので何を求めているのか察してあげるようにしましょう。

我が家の猫は、甘えたいときに見つめながら小さく「プニャー」と鳴いてきます。そういう時は優しく体を撫でてあげると、ふみふみが始まるのです。

初めのうちは何を求めているかわからないかもしれませんが、一緒に暮らしていくうちに愛猫が何を求めているのかが表情や声からわかるようになりますよ。

猫の「まばたき」は愛情表現のひとつですが、以下のような症状がある場合は病気や怪我の可能性があります。

猫の目に起こる病気は「結膜炎」「角膜炎」などがあります。これらの症状がみられる場合は、すぐにかかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

少量の目ヤニであれば、湿らせたコットンなどで優しく拭き取るようにしましょう。

猫にとって「まばたき」などのアイコンタクトは、コミュニケーションのひとつです。

言葉を交わせない分、猫は体を使って私たちに色々な感情を伝えようとしてくれています。

その気持ちに応えるために、私たちも日々愛猫とのコミュニケーションを大切に過ごすようにしましょうね。

情報提供元：ねこちゃんホンポ