猫が『文句を言いたい』と思っているときのサイン3選　スルーしていたら愛猫の心が離れるかも？

猫が「文句を言いたい」ときのサイン

猫は日常のなかで欲求が満たされないとき、次のようなサインが見られることが多いです。

尻尾を床に叩きつける」「尻尾を激しく左右に振る」様子が目立つときは、猫が何かに怒っているサインです。人からのしつこいスキンシップや猫がリラックスをしているところを邪魔するような状況になったときに見られることがあります。

尻尾の動きが激しいほど我慢の限界が近づいているサインで、猫が感じている怒りやストレスが大きいです。猫の気持ちをスルーせずに、すぐさま原因となっていることをやめてあげましょう。

猫がじっとしていても、耳の向きが横になって倒していたら不満が高まっているサインです。耳の形が「イカ」の形に似ていることから「イカ耳」とも呼ばれています。

このときの猫は、何かに対して「文句を言いたい」と怒っている状態が多いため、早めにご機嫌をとってあげたほうが良さそうです。

猫が不満に感じた直後は、爪とぎを行うことがあります。自分の思い通りにならなかったことを気を紛らわすかのように突然バリバリと爪をとぐため、近くにいる人は少しビックリしてしまうかもしれません。

この時の猫は、思いきり爪をとぐことでストレスを発散しているので、そっと様子を見守ってあげましょう。

ご機嫌ななめな猫の様子が見られたら、接し方や環境を見直してみましょう。

猫が文句を言いたいのは、猫の過ごす環境が快適だと感じていないときです。猫を自由にしてあげ、猫が落ち着けるような居場所は必ず確保してあげましょう。

猫の気持ちを落ち着かせるために、「ボロボロの爪とぎを新しい物に交換する」「隠れ家を増やす」などのストレスを溜め込ませないための配慮が大切です。

また、毎日の生活に刺激や楽しみがないと不満を感じやすくなるため、毎日同じおもちゃではなく、定期的におもちゃの種類を変えるなどして猫がワクワクするような状況を意識的に作ってあげたいですね。

猫の性格によって不満に感じることは異なりますが、日常のなかで猫の好みや嫌がることを把握しておくと「文句を言いたい」と思う猫の気持ちに敏感に気付けるかもしれません。

猫が不満を感じているサインを見逃さず、猫の気持ちを理解しようとすることが重要です。猫の行動や態度を観察し、状況に合わせた対応をすることを心がけましょう。

愛猫との信頼関係が壊れないように、常に猫への配慮を忘れないようにしたいですね。

情報提供元：ねこちゃんホンポ