猫グッズの洗濯の重要性

猫グッズの洗濯が必要な理由には、以下の2つの理由があります。

猫の健康を守るため

猫グッズを不衛生のまま放置すると、雑菌やダニが繁殖し皮膚炎やアレルギー、感染症などの病気にかかってしまう恐れがあります。

そのため猫が毎日使うベッドはもちろん、キャットタワーやクッションなどのおもちゃも定期的な清掃が必要です。

人のアレルギー対策のため

猫の毛は抜け毛が多く、他の洗濯物や家具に付着してアレルギーの原因になることがあります。とくに家庭に猫アレルギーの人がいるなら注意しましょう。

ただ猫グッズを定期的に洗濯することは、抜け毛をある程度減少させる効果もあり人のアレルギー対策にも有効です。

猫グッズの洗濯洗剤は人と同じでも大丈夫?

猫グッズを洗う洗濯洗剤ですが、結論からいうと人間用の洗剤を使用するのは「基本的には大丈夫」です。ただし使うなら無香料または香りの弱い洗剤がおすすめ。

もちろんペット用の洗剤も、使用できます。ペット用の洗剤は「ワックスエステル」という猫特有の皮脂成分を落とす成分が含まれているのが特徴で、「猫臭さ」を落とすのにうってつけのアイテムです。

猫の皮膚が敏感な場合や猫臭さをどうにかしたい、やっぱり人用洗剤は気になるという場合は試してみるのも良い選択です。

猫グッズの洗濯方法

猫グッズの洗濯方法は、洗濯機で洗うか手洗いかの2通りがあります。

洗濯機で洗う場合

【その1.大きいゴミを取り除く】
毛の塊やフードの食べこぼしといった大きいゴミは、あらかじめ取り除くようにしましょう。我が家はみんな横着なのでそのまま洗濯機に入れましたが、洗濯機がフィルターエラーを起こして大変なことになりました。

【その2.洗濯ネットに入れる】
ネットに入れないとほかの洗濯ものと絡まってしまうので、洗濯ネットに入れることをおすすめします。ネットのサイズは本体と同じ大きさか、少し小さいぐらいがベターです。

【その3.「おしゃれ着モード」で洗う】
通常モードでも問題はありませんが、型崩れや毛羽立ちを抑えたいのであれば「おしゃれ着モード」がおすすめです。

【その4.できるだけ「自然乾燥」する】
なかなか乾きにくいので乾燥器を使いたくなりますが、なるべく自然乾燥で乾かすようにしましょう。

乾燥器を使うのがNG製品も多いですし、縮んだり傷んだりするリスクもあります。またコインランドリーの乾燥器は「ペット用品不可」というケースも珍しくありません。

天気の良い日に外干しをすれば、紫外線による除菌効果も得られてフカフカの仕上がりになります♪

手洗いする場合

【その1.大きなゴミを取り除いておく】
「洗濯機で洗う」と同じです。

【その2. ぬるま湯で洗う】
洗面器にぬるま湯(猫の平均体温の38℃か少し低いくらい)を溜めて押し洗いをします。冷水でもいけないことはありませんが、冷たいですし皮脂汚れが落ちやすいのがぬるま湯といわれています。

【その3.すすぎは2回以上行う】
手洗いで重要なのは「すすぎ」です。洗剤の洗い残しは雑菌が繁殖したり、猫にも悪影響を及ぼす原因にもなり兼ねません。

泡がしっかり切れるまで、すすぎは最低でも二回は行うようにしましょう。

【その4. 乾かすときは自然乾燥する】
「洗濯機で洗う」と同じです。

猫グッズの洗濯頻度は?

洗濯頻度は汚れや使用頻度によって異なりますが、次のようなタイミングで洗濯すると良いでしょう。

  • 毎日使用するベッドや毛布:1週間に1回程度洗う
  • 週に数回しか使用しないもの:月に1回程度洗う
  • ひどく汚れた場合:その都度洗う

上記の頻度はあくまでも目安です。手間はかかりますが、気になるようなら毎日洗っても問題はありません。猫と飼い主にベストな頻度を調整してみてください。

まとめ

猫グッズの洗濯は猫の健康やアレルギー対策のために重要であり、無香料もしくは香りが強くないものであれば人用の洗剤を使用しても大丈夫です。ただペット用洗剤のほうが「猫臭さ」を除去するのには向いています。

洗濯方法は洗濯機または手洗いの選択肢があるので、グッズの洗濯表示と洗いやすさで決めましょう!定期的に猫グッズの洗濯も行い、猫が快適に暮らせる環境を整えてあげてくださいね♪


■関連記事
猫にとっての飼い主とはどんな存在?
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
猫が顔の近くで寝る4つの理由と飼い主への信頼度
猫が「アオーン」と鳴く時の気持ち
猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 ベッドや毛布…猫グッズの洗濯方法 人用の洗剤を使っても大丈夫?頻度はどのくらい?