愛猫が『ピーンとヒゲを伸ばしている』ときの3つの心理 よく見られるシチュエーションは?
1.興味津々になっている
家の中で小さな虫を見つけた時や窓の外に鳥を見つけた時、飼い主さんがおもちゃを出してきた時などに、猫のヒゲがピーンと伸びているのをご存じでしょうか。実はこれは、目の前の物に対して「何だろう!?」と興味津々になっている時のヒゲの動きなのだそうです。
飼い主さんとおもちゃで遊ぶ時も、自分の目の前をおもちゃが通るたびに、ヒゲが前を向いていたりするのを見たことがある方も多いでしょう。
初めて見る物に対しては警戒心を持つはずの猫ですが、やはり好奇心旺盛な性格のせいで興味のほうが勝ってしまうこともあるようですね。
2.警戒中
猫にとって「獲物」になり得る物に対しては興味津々だったとしても、それ以外の見知らぬ物に対しては警戒モードになってしまう子も多いようです。
たとえ飼い主さんが使い方を知っている道具だとしても、猫にしてみれば「それ」がどのような動きをするか分からないため、警戒しながら様子を探るためにヒゲを下向きに伸ばすことがあるのだそうです。
この時は緊張もMAXに達しているはずなので、警戒中に驚かせてしまったりすると、その道具に対してネガティブな感情を持つようになってしまうことも。
そのため、飼い主さんが普段から使う物の場合はしっかり確認させてあげた上で、猫が安心できるよう努めてあげてくださいね。
3.機嫌が良い
猫は機嫌が良い時も、ヒゲをピーンと伸ばします。よく「10時10分」と呼ばれているヒゲの向きこそ、猫が機嫌の良い時にヒゲを伸ばす向きなのだそうです。
ご機嫌になるタイミングは猫によって異なりますが、おやつを貰えた時や飼い主さんに構って貰えた時などが挙げられるでしょう。
中には、飼い主さんがそばにいてくれるだけでご機嫌になってしまうような甘えん坊な子も存在します。
このヒゲの向きを知っていれば、愛猫がどんなシチュエーションでご機嫌になるのかがよく分かりますので、ぜひ観察してみてはいかがでしょうか。
まとめ
猫のヒゲには感情がよく出るのだそうです。そのため様々なシーンでヒゲが伸びますが、感情によって伸ばされる向きは異なるようです。
また、あくびをする時にもヒゲが伸びたりしますが、これは筋肉の動きにつられているだけで何か特別な感情を表しているわけではないのだそうです。
ですが、猫の気持ちとヒゲの向きの関係性を知ることで、愛猫が今どんな気分なのかが分かるようになります。
ぜひ愛猫が「ピーンとヒゲを伸ばしている」姿を目にしたら、よく観察してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ。
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