猫に『こたつ』を使うときの注意点4選 一歩間違うと大きな怪我につながることも…
1.低温やけど
程よい温度でじんわりと足元を温めてくれるこたつはとても気持ちの良いものです。そんな場所を猫が好まないわけがありません。こたつに潜り込んで寝ている猫は多いことでしょう。
しかし、こたつの中ではヒーターに注意が必要です。触ってみるとわかるように、ヒーターは結構熱くなっています。温度設定を高めにしていたらやけどをしてしまうでしょう。
低温に設定していても、すぐにやけどを負うような高温でないとはいえ、ヒーターに近づいていると低温やけどになる危険性があります。低温やけどは気付きにくい分、重症化しやすく、また治りにくいので注意が必要です。
2.脱水や乾燥
長時間こたつの中にいることで脱水症状を引き起こすことがあります。特に、子猫や高齢猫は脱水を起こしやすいので注意が必要です。持病がある場合は悪化する危険性があります。
また、ことつの中は乾燥しているので、皮膚トラブルを起こすこともあります。
こたつを使用する際は低めの温度に設定し、時々猫の様子を確認しましょう。おしっこがちゃんと出ているか、水が飲めているかもチェックして下さいね。
3.熱中症
猫はほとんどの場合、こたつの中に全身で入ってしまいます。
しかし、中は布団で覆われている密閉された空間です。そのため、密閉された空間で高温多湿になり熱中症に陥る危険性があるのです。
猫自身も気付かずに眠り続けてしまうことが多いので、猫がこたつの中にいたら布団の一部を開けて空気が通るようにしたり、時々布団を上げて中の空気を入れ替えて下さいね。
4.電気コードを噛む
猫は紐のような形状のものによくじゃれますね。こたつのコードも興味を引くもののひとつなので、こたつから伸びる電気コードを噛んでしまうことがあります。こたつを使用中なら感電する恐れがあり、とても危険です。
さらに、咬まれたコードが傷ついていることに気付かずそのまま使用していると、それが原因で火災になる恐れもあります。
電気コードにはカバーを付けるなどの対策をしておくといいでしょう。
まとめ
猫は「こたつ」が大好き。それは、ただ単に暖かいからというだけでなく、薄暗く狭い場所という猫が本能的に好む場所でもあるからです。
猫がこたつでぬくぬく幸せそうにしている姿にはほっこりしますね。でも、一歩間違うと猫に怪我をさせてしまうことも。
こたつを使用している間は、猫の様子を気にかけてあげて下さい。留守にする時はスイッチはオフにして、別のもので寒さ対策をしてあげましょう。
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