靴から帽子、モップの先まで…なんでも盗んできちゃう「泥棒猫」は、ご近所の人気者！　アメリカ

盗み癖のある愛猫

写真はイメージです

米国テネシー州で暮らす「空手チョップ」という変わった名前の1歳の猫は、靴から帽子にいたるまで、さまざまなモノを盗むことで有名になりました。

「この猫を飼い始めた当初に、造花を盗み出したことから、悪癖が始まったのです」と飼い主のSamantha Fosterさんはいいます。

そしてこの6ヵ月間で子供靴、トレーナー、男性用テニスシューズ、帽子やふきん、手袋からモップの先端部分に至るまで、盗品はどんどん増えていきました。このため彼女はFacebook などのSNSを利用して近所の人たちに連絡し、所有者を見つけ続けてきました。

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この悪癖にもかかわらず、「空手チョップ」のイタズラは近所の人々に面白がられ、人気者として愛されています。

Samanthaさんは「ユニークな名前は、その動きに由来しています。本当に活発な猫なのです。兄猫と大の仲良しですが、この子のほうがずっとイタズラですね」といいます。

「ある人が『濡れた靴を一晩中外に干しておいたところ、片方が見当たらなくなった』とFacebookに投稿しました。この人がはじめての被害者でした。犯人の見当をつけたその人がうちに連絡してきたのですが、最初は信じられませんでした。でも、自宅の裏庭に、たしかにその靴が放置されているではありませんか」

「ある日帰宅すると、今度は子供用の帽子がありました。大笑いして、すぐにこのあたりの幼児がいる家に聞いて回り、状況を説明して謝りました」

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幸い、近所の人々は猫のイタズラを面白がってくれて、腹を立てる人はいません。

「本当に、わたしはご近所に恵まれています。みなさんうちの猫の悪癖について理解してくれて、愉快だと思ってくれているのです」とSamanthaさん。

「空手チョップ」はいろいろなモノを盗んでくるのですが、なかでも靴がお気に入りだとか。とくに「ナイキ」の靴が大好きで、子供用のナイキを、わざわざ彼女の寝室まで運んできたところをしっかり目撃されました。きっとその子のお母さんは探し回っていることでしょう。

「この件をSNSに投稿して、持ち主を探しているところです」と彼女は話してくれました。

今後もしばらく、猫の盗癖は治りそうもありませんね。

情報提供元：ねこちゃんホンポ