猫が好きで好きでたまらない!!という人が、猫からちょっと引かれてしまう、ということはよくあることのようです。
なぜなら猫好きな人は、猫のことを好きすぎて、かまいすぎる傾向にあり、猫からちょっと引かれてしまうのだとか。
身に覚えのある方もいるかもしれませんね。
反対に猫のことをあまりかまわない、なぜか猫が苦手な人の方が猫から好かれている、という話も聞きます。
猫が苦手な人のように、猫にあまり関心を持たなければ、猫に好かれるようになるのでしょうか?
猫に好かれるようになるには、どうすればよいのか、『猫に好かれる人』の特徴をご紹介します。
◆きついニオイがしない人
『鼻がいい』ペットといえば、犬を思い浮かべる人も多いかと思います。
しかし、猫も鼻のよい動物です。あまり目がよくないのでカバーするためにも、鼻と耳は人間よりもはるかにいいのだそう。
こちらのよみものでもご紹介しましたが、猫には苦手なニオイがいくつも存在します。
もちろん育ってきた環境により、多少好みの違いなどはあるかもしれませんが、柑橘系のニオイを嫌う猫は多いといわれています。
それだけでなく、柔軟剤や香水、香りがきつい化粧品も猫からすると『いいニオイ』ではなく『嫌なニオイ』に感じてしまうようです。
特に女性は香水や柔軟剤に気を使っている人が多いかと思うので、猫に好かれたいのであれば、香水をつけるか否か、また柔軟剤の使用量には気を付けた方がいいかもしれませんね。
香水や化粧品のニオイだけでなく、猫は初対面の男性の脇汗のニオイも苦手であることが、実験でわかっています。
男性の汗のニオイで、猫がストレスを感じるのはあくまでも最初だけなので、ずっと一緒に暮らしている猫にはあまり関係ないかもしれませんが、猫に会う際には汗のニオイにも気を配った方がいいでしょう。
ただ、制汗剤は制汗剤で臭いがきつく、猫が苦手だと感じかねません。
無臭のウェットティッシュで汗をぬぐうなど、香りがつかない対策をとるようにしましょう。
◆話し方が優しく高い声で話す人
猫には『赤ちゃん言葉で話すといい』と聞いたことありませんか?
猫に赤ちゃん言葉で話すのは、猫バカみたいでちょっと恥ずかしいかも…と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、『猫に赤ちゃん言葉』は猫に好かれる方法としては、あながち間違いではないんです。
猫は基本的に『高い声』『優しい口調』『話すスピードがゆっくり』で話す方が安心すると言われています。
逆に大きな声や低い声、早口の話し方には警戒心を持つのだそう。
赤ちゃん言葉で話す時は、どんなに早口や低い声の人でも、『優しく、高い声』になりがちです。
赤ちゃん言葉だと、自然と話すスピードもゆっくりとしたテンポになるので、猫には安心感を抱く話し方になるのでしょう。
猫に話しかける時は、赤ちゃんに話しかける時のように『赤ちゃん言葉』を意識すると猫からも安心感をもってもらえるはずです。
◆猫に構いすぎない人
猫好きからすると難しいかもしれませんが、猫は自分が求めていない時に、執拗にかまってくる人に苦手意識を持ちやすい動物です。
また、じっと自分のことを見つめてくる人も猫からすると『喧嘩を売ってきている!』と思われることもあります。
好きだから触りたい、好きだから見ていたい、という気持ちはよくわかりますが、猫を見るのもかまうのも『ほどほど』が一番です。
猫ファーストに、猫がかまってほしいときにしっかりとかまい、それ以外は猫の好きにさせてあげることで、猫から『一緒にいて気持ちがいい人』と思ってもらえるでしょう。
◆細い人
猫は体の大きい人を警戒することがあると言われています。
猫に限らず、体の大きい人を前にすると、小さい動物はびっくりすることがあるかもしれませんね。
最初に見た時に、体の大きい人は少し警戒されるかもしれませんが、その人自身が猫にとって『安心できる人』だとわかれば、体型による『好き嫌い』はなくなるようです。
体の大きい人は、最初に猫に警戒心を与えないように『赤ちゃん言葉』『ゆっくりした動作』『ニオイ』に気を付けると早く猫と仲良くなれるかもしれませんね。
情報提供元: 猫壱