「猫は完璧な芸術品である」と語ったのはルネッサンス時代の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。猫のドアを発明したのはアイザック・ニュートン。ホワイトハウスで初めて猫を飼ったのは第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン。



そして死ぬ時に遺言状まで残したのはイギリスの首相兼ノーベル文学賞受賞者のウィンストン・チャーチルでした。



歴史に残る偉大な人物、一流と称えられる人には「猫好き」が多い。特に芸術方面にはその傾向が顕著です。



もちろん犬好きも多いとは思いますが、犬の場合は単純に「好き」「相棒」というベクトルでも、猫になると「溺愛」「下僕」というややマニアックな愛情を注ぐ人が多いのも「猫あるある」ではないでしょうか。



なぜ人は、これほど猫を愛するのか?一流と呼ばれる人間が猫と暮らしたがる理由について調べてみました。



 

■猫は精神を安定させてくれる




猫の写真を見ているだけで血圧が下がって安定する、という猫は健康にも良い効果があることはすでに実証されています。しかしそれ以外に、猫はストレスを和らげ、精神を安定させてくれる作用があることがわかりました。



猫を触るだけで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが、猫と暮らすだけで愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが、猫を見ているだけで、脳内麻薬と呼ばれるベータ・エンドルフィンがあなたの脳内に分泌されます。



猫はあなたの心のメンタルサプリ。副作用のない薬と言えるのではないでしょうか。



 

■猫はあなたの才能を伸ばす






猫の雑貨、猫の本や絵画、猫の映画など、猫をテーマにした作品がこんなに愛されるのは、やはり猫には人を癒すパワーがあるとしか思えません。



そして猫のそのパワーが最大限に発揮しやすいのが芸術家の人々。江戸時代後期に活躍した浮世絵師、歌川国芳は常に懐に猫を入れて絵を描いていいたと言いますし、パブロ・ピカソや藤田嗣治もたくさんの猫の絵画を遺しています。



そしてもう一つ、自閉症児と猫の相性が良い、という報告も数例紹介されています。イギリスのアイリス・グレース・ハームシャーという6歳の自閉症の女の子は、ある1匹の猫と暮らし始めてから素晴らしい絵を描き始めたことで有名になりました。



猫に限らず、動物をとても愛する人は、そうでない人よりも孤独感が少なく、抑うつ状態になりにくいこともわかっています。





いかがですか。ここまで様々な報告があるということは、「猫は人を幸せにする」ということはまぎれもない事実でしょう。そしてそのことをよく知り、自分のメンタルを癒し、仕事を成功させるからこそ、一流の人間になれるのかも。



一流の人間が猫と暮らしたがる本当の理由は「猫は人を幸せにする」ということをよく知っているからかも知れませんね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫は人を幸せにする?一流の人間が猫と暮らしたがる本当の理由