猫は無表情、と思われがちですが、確かに犬に比べて表情筋が乏しい気がします。しかし



「目は口ほどにものを言う」



と言うことわざは、まさに猫のためのもの?と思ってしまうくらい、猫の視線は気持ちを表しているのです。



猫が時々じ~っとあなたを見つめる時がありますよね?その時の猫の視線に込められているのはどんな気持ちなのでしょうか。



猫の目を見れば、あなたへの猫の気持ちが読み取れます。今回は、猫の視線でわかる猫の3つの気持ちをご紹介します。



 

■目をうっとりと細めている




近所に住むワイルドな顔をしている猫のむーちゃん。彼はよく目を細めて高い塀の上から道を歩く人を睥睨しています。彼のその時の表情は



「やるのか!コラ!」



とまさに喧嘩を売っているような怖い表情ですが、完全室内飼いで、敵がいない場合、猫が目をうっとりと細めているとしたら、それは



「気持ちが良くて、安心している」



サインです。飼い主さんに撫でてもらっている時や、日向ぼっこしている時に、よく目を細めてうっとりしていませんか?これは飼い主さんに心を許している猫の気持ちを表しています。



 

■目が会うと瞬きをする






猫の場合、相手の目をじっと見つめうのは相手に敵意があるというサイン。喧嘩の前触れです。しかし飼い主さんと目が会うと瞬きをする、またはじっと見つめた後にゆっくりと目をつぶった場合は友好の気持ちが込められています。



これは飼い主さんにとって最も嬉しいラブメッセージだと言われています。とっても嬉しいですよね。私は愛猫にこのサインをされたときは、同じように瞬きを返しています。



 

■じ~と人を見つめる




時々猫は足をきちんと揃えて、上目遣いにじ~と飼い主さんを見つめることはありませんか?



猫は人に何かをして欲しいとき、にゃ~んと鳴く場合と、この「じ~と人を見つめる」と言う態度を取ることがあります。



おやつが欲しいときは、空のお皿と飼い主さんの顔を交互にじ~と見つめますし、ドアを開けて欲しい時も同様です。



これは猫の「見つめていれば、きっと伝わる」と言う飼い主さんを信頼する気持ちの現れと言えるでしょう。まさに「目は口ほどにものを言う」ですよね。





いかがですか。一見無表情にみえる猫ですが、視線の意味を知っていると、意外に猫は気持ちを外に表しているのがわかります。



猫にとって、飼い主さんとの関係は「言葉はいらない」と言う意味なのかも知れません。猫は信頼する相手にはとことん心を許し、愛情をたっぷり伝えてくれます。



我が家の愛猫も毎日無言で気持ちを伝えてくれます。まあ、とても偉そうなので、時々愛情じゃなくて、ただ顎で使われているだけかも…。と思う時もありますけどね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 目は口ほどにものを言う・猫の視線でわかる猫の3つの気持ちとは