猫を飼う喜び。しかし生き物を飼うと絶対に避けられないものが「最期のお別れ」ですよね。



私も今までいなくなった猫を除いて8匹の犬や猫と別れの日を迎えましたが、覚悟していてもやはり辛く、何度体験しても慣れることはありません。



私が子供の頃は猫は放し飼いが普通で、本当に「猫は死に際を見せない」ために「いつかは帰ってくる」と希望がありました。本当に1年以上経ってから帰ってきた猫もいます。



しかし犬は全て自宅で看取ったので、最後の瞬間まで家族で見守ることができました。息をひきとる瞬間まで付き添い、できる限りのことをしました。



私はペットロスになったことはありませんが、友人の中には、まるで昨日愛猫が亡くなったように長い間悲しみ、会うと猫の話ばかりする人もいます。



ペットロスになる人の気持ちはとてもよく分かります。私も今一緒に暮らしている愛猫カイトが死んでしまったら、と考えると、今までで一番悲しいかも。ペットロスになりそうです。



今回は、ペットを亡くした経験のある人たちから聞いた、ペットロスから立ち直れない人へのアドバイスをご紹介しましょう。



 

■ペットロスの乗り越え方






・とにかく泣く:猫が死んだくらいで…。と会社も休まず、普段の生活を笑顔で続けようとする飼い主さんへ。我慢すると悲しみは心の奥底に溜まってしまいます。世間体を気にせず、愛猫が死んでしまったらとにかく悲しみを表に出しましょう。とにかく泣く。気のすむまで泣く。これは結構重要なポイントです。





・あえて忘れようとしない:死んだ猫のことを考えると辛くなる、もう忘れなきゃ、そう思えば思うほど辛さは心に残ります。



友人に話を聞いてもらう、自分が気のすむまでノートやブログに気持ちを綴るなど、猫が死んでしまったことを正面から受け止めるようにしましょう。



 

■一番良い解決方法




これはやはり、「また猫を飼い始める」ことがペットロスを乗り越える一番良い解決方法だと私は信じています。



猫の殺処分0がなかなか達成されない日本。猫を愛する人は猫を飼い続けて欲しい。それがかわいそうな猫を救う方法であり、愛猫への供養になるのではないでしょうか。



「猫の傷は猫にしか癒せない」



と言います。あなたがふと出会ったその猫は、あなたの愛猫の生まれ変わりかもしれません。



もうこんな悲しい思いをするなら、二度と猫は飼いたくない、という方、騙されたと思って、次の猫を迎えてみてください。



愛猫もきっと天国であなたの悲しみを心配しているはず。あなたが早く笑顔に戻ることも、猫への最高の供養になるのではないでしょうか。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 愛猫が死んでもう○年…。ペットロスから立ち直れない人へのアドバイス