2016年3月30日。東京ビッグサイトで開催中の(4月2日まで)インターペット「人とペットの豊かな暮らしフェア」に行ってきました。



みなさんペットといえば、当然ほとんどの人は「犬か猫」もしくは「鳥、うさぎ、ハムスター」などを思い浮かべるのではないでしょうか?



まあこのブログを読んで下さる人は「ペットといえば猫」かもしれませんが、ワタクシ、ビジネス界に置ける「世間の目」を昨日知ってしまいました!皆さま、市場では、



「ペットといえば犬」



なんですね。。。



ビッグサイトの会場には国内、国外のペット産業に従事する会社およそ500社が集まっていましたが、私が見た限り、「猫」だけに特化した会社はほんの「数社」しかありません。



ほとんどの企業が「犬」または「犬と猫」。おもちゃ、洋服などの雑貨類は爪とぎのメーカー以外はほとんどが犬の玩具でした。



なるほどね~。猫ブームが話題を呼び、犬の飼育数よりも猫の飼育数が上回るのではと言われる昨今ですが、ペット市場はまだまだ



「お犬さま」



オンリーといっても良いかも知れません。しかしこれって一体なぜ?どうして犬は猫よりも人気があるのでしょうか。



 

■犬は一緒に連れて歩けるから






イベント会場で配られたオシャレな小雑誌。中にはかっこいい外国人と散歩する犬、旅行する犬、食事を楽しむ「犬」の写真がズラリ。



そうです。犬は飼い主といつも一緒にいたい性格。そして外にお散歩に行くのが大好き。旅行に、ドライブに、病院以外のところなら、どこへでも一緒に行きたがるのが犬という生き物。



何度誘っても薄目を開けるだけで自分の寝床から降りてこないニャンコに比べ、やはり犬は一緒に連れて歩ける「伴侶動物」。これはやはり猫は勝てそうにありませんね。



 

■犬は洋服を着せられる




会場では「インターペットアワード」の受賞者に選ばれた前田敦子さんが来ていました。アメショーのポッツ君とシャム猫のロジャー、そして実家には猫11匹と犬が5匹いるという前田あっちゃん。



会場ではポッツ君を連れて来てバシャバシャと写真を撮られていましたが、やはりポッツ君は10分も立たないうちにステージの後ろへ。



コメンテーターの女性の



「猫ちゃんに何かオシャレをさせてあげたいと思いますか?」



という質問に対して、



「猫は洋服は着ないので、まあ帽子くらいですかね。。」



と答えていました。前田さん、さすが猫の習性をわかっています。そう、猫は洋服を着るのが大嫌いですよね。



しかし、犬はどうでしょう。聞いたことはありませんが、特に小型犬は洋服をあまり嫌がらないかも。そして会場には素敵な犬の洋服、高価そうなリード、シニア犬用のカートなど、ほぼ人間の子供並みの商品がズラリ。



お犬さまサイズのメルセデスベンツに愛犬を乗せて写真を撮る飼い主さんの顔はまさに我が子を見つめる親そのもの。犬のためならお財布の紐が緩んでしまうのもわかる気がします。





いかがですか。「洋服を着せられるペット」は限りなく人間に近づくため、親心を刺激するのかも知れません。いざとなったら荒野で1匹、たくましく生きていける猫と、ひたすら人間の愛情を欲しがる犬。



私はどちらも大好きですが、やはり犬の雑貨の方がどうしてもお金を使ってしまうかも。猫が喜ぶおもちゃや雑貨がもっと増えて欲しいですね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 なるほど~。やっぱりペットといえば「猫よりも犬」となるその理由とは