キャットシッターは、お留守番猫のお家に伺ってお世話をします。



お洒落な一戸建て、古い日本家屋、ファミリーマンションからワンルームマンション、時には猫専用の離れなど、色々なお宅を訪ねます。



猫の居場所も様々です。広いお家が猫にとって快適かというと、必ずしもそうではありません。



狭くても工夫次第で快適な空間は作れます。部屋の広がりよりはむしろ、上下運動ができる環境が猫には必要です。



キャットタワーは必需品です。



高い場所に登れば誰にも邪魔されずに一人になれます。窓辺に設置してあげれば、外の景色も見られ退屈しません。



また季節によってくつろぐ場所は変わります。



猫にとっての心地よい場所は、部屋の中のちょっとした日溜まりだったり出窓やベッドの上、時にはクロゼットの洋服の間だったりします。



猫は居心地のいい場所を見つける天才です。



猛暑の夏でも「何でこんなところで?」と思うような場所もそばに行くと風が流れていたり、意外とヒンヤリしていたりして驚かされます。



ですから、猫には「選択肢」を沢山与えましょう。猫にとって最も重要な空間は「寝場所」です。



一日の大半を寝て過ごすので、寝場所はとても重要です。リラックスして快適に眠れる環境を作ってあげたいですね。



でも「人間が快適に思える場所」と猫が思うのとは必ずしも一致しないことも。



せっかく買ってきたベッドにそっぽを向いて、ほこりだらけの棚の上で寝ているなんてことも・・・



猫は気ままな行動を取りたがる動物です。



生活に制限やルールを決めすぎると、一緒に暮らす人も窮屈になります。



パソコンの前で寝ている猫を叱る前に、入られては困る部屋は閉めましょう。



落とされて困るものは置かないようにしましょう。



夏は風通しを良くし、涼しい場所を猫が選べるようにしてあげたいですね。



冬は猫用のベッドを設置したり、布団にもぐるのが好きなら用意してあげたり、最近は猫用炬燵が人気なので、試してみてもいいかもしれません。



猫にとって居心地のいい家とは、猫の習性を理解して一緒に暮らしを楽しむことができる、そんなあたなと暮らす場所なのです。






カウンタータイルはクライフ君のお気に入り
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫にとって居心地のいい家