脚がついていて、少し高さがあるのが特徴的な食器です。
最近は『猫には高さのある食器でご飯をあげた方がよい』ということが浸透してきたのか、脚のない普通のフードボールをちょっと高さのある台においてあげている人も見かけます。
もちろん、高さのある台でも猫がご飯を食べやすくなりいいのですが、『台』よりもやっぱり『脚付き食器』の方が猫のためには便利なように私は感じました。
なぜ猫には高さのある器がいいのでしょうか?
そして『餌を置くようの台』ではなく猫のために『脚付きの食器』をオススメする理由をご紹介します。
◆吐き戻しが少なくなる
猫に高さのある食器がいいと言われている一番の理由は『嘔吐が少なくなるから』なんです。
猫は元々嘔吐をしやすい動物。
喉の奥に刺激を感じるとすぐに吐いてしまうようにからだの構造がなっているのだそう。
餌ざらが低い位置にあり、猫はが下を向いて餌を食べるとどうしても背骨から極端に曲がったしせいになってしまい、餌が喉の奥を通るときに喉を刺激し、吐き戻すことが多くなってしまいます。
餌皿自体に少し高さがあるだけで喉の奥への刺激を減らすことができ、嘔吐することが少なくなります。
餌を食べてもよく吐き戻す猫には高さのあるフードボールの方が体に合っていると言えるようです♪
◆エリザベスカラーをしたまま食べれる
餌皿に高さを出したいだけならなにか『台』を置くだけでもいいんじゃない?!とおもうかもしれません。
もちろん、吐き戻し防止だけを考えるならなにか高さのある台の上にフードボールを置くだけでもいいかもしれません。
しかし、もし猫がエリザベスカラーをすることがあったら?
エリザベスカラーをつけたままではエリザベスカラーがつっかえてしまい低い位置にあるフードボールのご飯は食べることができませんし、台の上に乗せたフードボールからも餌を食べることができません。
でも脚付き食器なら、エリザベスカラーをつけたままでもフードボールから餌を食べることができるんです。
猫がエリザベスカラーには邪魔されることなく、普通に飲食できちゃいます♪
実は『猫がエリザベスカラーをつけたままではご飯を食べることができなかったので、急いで脚付きフードボールを買いました!』というお声はよくいただきます♪
猫がエリザベスカラーをつける機会はあまりないかもしれませんが、避妊手術後には必ずエリザベスカラーをつけなくてはなりません。
その他にも病気や怪我などつけなくてはならないシーンはあるかもしれません。
普段と違う状況でも普段と変わらず猫がご飯を食べることができるということは『ちょっとしたこと』かもしれませんが、猫にとってかなりストレスの軽減に繋がるはずですよ♪ 情報提供元: 猫壱