ケージの中でしょうか?それともお気に入りの猫用ベッドの中?
おもちゃの中で寝ちゃう猫もいるかもしれませんね。
飼い主さんと一緒の布団で寝る猫も少なくないのではないでしょうか。
我が家の猫も、私達人間と眠ることが多いように思います。
彼のお気に入りはもっぱらもうすぐ3歳になる娘のそば。
何て仲良しなんだろう♥とほのぼのと眺めているのですが、娘が起きていて猫にちょっかいをかけているときは、猫はかなり迷惑そうな顔をしています。
もしかして、一緒の布団で眠る理由は『仲良し』や『愛情から』だけじゃないのかな?と思うことも…。
猫が飼い主や人間と眠るのは『愛』が理由なのか。猫が飼い主さんと一緒に眠る理由を考察します!
◆湯タンポ代わり
夏は一緒に寝てくれないけど、この時期は一緒に寝てくれる♥という方は、薄々気がついているかもしれませんが『湯タンポ』の代わりにされている可能性が高いです。
人間も猫も眠るときは体温が高くなるので、同じ布団に一緒にくるまっていると、本当に湯タンポが布団に入っているのかと思うくらいポカポカになります。
寒いのが苦手なだけ猫は、飼い主さんの熱で冷えた体を暖めるために一緒の布団で眠るのでしょう。
しかし、『人間湯タンポへの愛がないか』と言われるとそんなことはありません。
例え湯タンポ代わりだとしても不快なもの・嫌いなものと一緒に寝ることは猫にはできません。
ある程度気を許しているからこそ同じ布団で眠ってくれているはずですよ♪
◆甘えてる
避妊・去勢手術を受けた猫は、手術を受けた年で精神年齢が止まることがあると言われています。
ホルモンの問題なのか、子猫のような性格のまま大人になることが多いのだそうです。
そのため、子猫時代から飼われている避妊・去勢手術を子猫期に受けた猫は飼い主さんを『母』と思って子猫のように甘えることも…。
子猫はお母さんと寄り添って眠るとことで敵から身を守れる!と思い安心感を得るため、毎晩母猫と一緒に寝たがります。
夏や冬などの温度変化も関係ありません。
ただただ飼い主さんに寄り添って、甘えて、一緒に眠りたいのです。
無条件に飼い主さんのことを信頼して大好きだからこそ、毎晩同じ布団で眠ってくれるのでしょう。
◆飼い主を守っている
子供を狂暴な犬から守る猫の動画が一時期有名になりましたが、大事な家族である飼い主さんや自分よりも弱い子供を守らなくては!と使命感に燃えている猫も実は多いんだそうです。
別に何かに襲われているような緊急時に守らなきゃ!と思うわけではなく、割りとずっと『守らなきゃ』という気持ちを持ち続けているのだとか…。
とはいえ、日中や安全に思える空間にいる最中にはそこまで『守らなくてはいけない』という意識は強くはないでしょう。
しかし人間がみんな寝静まり、無防備な姿をさらす夜になると猫の飼い主さんや子供を『守らなきゃ!』という意識は強くなります。
飼い主さんや赤ちゃん、子供などが夜お腹をだして無防備に眠る姿は猫からすると『敵から襲われても仕方ない動物』に見えていることでしょう。
基本的に猫は夜行性です。
夜目もきき、周りに気を配ることもでき、夜は活発に行動することができます。
夜眠ってしまっている人間に代わり、飼い主さんや家族を守るために同じ布団に入りうつらうつらしながらも、飼い主さんや家族を守ろうとしているのでしょう。
夜布団に一緒に来るにも関わらずリラックスした寝姿を見せずすぐ立ち上がれるような体制で猫が眠っているのであれば、あなたや家族を守ろうとしてくれているサインです。
一番深い『愛』と言えるかもしれませんね。
いかがでしたか?
理由は色々ありましたが結局は飼い主さんを信頼して愛しているからこそ同じ布団で眠ってくれているようです。
愛の形はそれぞれですが、どれも猫からの『愛』なんですね♪ 情報提供元: 猫壱