例えば蛇口から直接水を飲む猫や、氷水が好きな猫、お風呂のお湯が好きな猫など、個性的な水飲みを好む猫は意外にたくさんいるのではないでしょうか?
人間からすると『何でそんなところのお水を飲んじゃうの?!』と思うような場所の水をなぜ好んで飲むのか、猫の本音をご紹介します!
◆結露
今の時期に出来る『結露』を好きな猫は少なくありません。
なにより我が家の猫は結露が大好き。この時期は朝、私が結露を拭く前に結露を舐めようと必死になっています。
窓につくけつろだけでなく、冷たいペットボトルについた結露や野菜についた水滴、人間が手を洗ったあとに残る少量の水滴が好き!という猫もいるようです。
窓やペットボトルについた結露は、ただ単純に『冷たいから』『ひんやりした舌触りが面白いから』という理由で舐めている猫もいるでしょう。
それだけでなく、朝日に照らされた結露や少量の水滴は光に反射してキラキラと輝いて見えます。
そのキラキラと輝き、水滴が窓や葉、手を滑り落ちる様子が猫の興味をそそり、思わず舐めてしまうようです。
一度舐めてみるとついつい癖になって舐め続けてしまう猫が多いのかもしれませんね♪
ペットボトルについた結露や飼い主さんの手についた水滴なら安全ですが、窓の結露は少し注意が必要です。
ガラス用クリーナーを使って窓掃除をしていたり、タバコを吸う人がいる場合には窓の結露を猫が舐めてしまわないように気を付けましょう。
◆お風呂のお湯
お風呂のお湯を飲むのが好きな猫は『ぬるま湯』が好きな猫が多いのではないでしょうか。
猫は『猫舌』という言葉があるように熱いものが苦手だと思われていますが、実は『極端に熱いもの』が苦手なだけ。
野生の時代には狩りをしてご飯を食べていた名残からか『温いもの』を好む傾向があります。
狩りたての獲物は『冷たい』わけがないので、当然かもしれませんね。
お水でも、ちょっと温かい水が好きなのは『狩りをしていた時代』の名残りです。
だいたい36度~38度程度の『温い』と人間が感じるくらいのお湯が猫の飲み水として適温と言われていますが、それよりも温かい水が好きな猫もいます。
熱々のお湯は猫がやけどしてしまうのでNGですが42~43度くらいまでのお湯なら猫の望むままにあげても大丈夫でしょう♪
ただ、お風呂場に猫一匹だけ行かせてしまうことは絶対に避けてください。
湯船で溺れてしまったり、洗剤やシャンプーなど舐めてはいけないものを舐めてしまう可能性もあります。
猫がお風呂場にいくときには必ず飼い主さんも一緒にいってくださいね!
いかがでしたか?
結露を舐めるのは猫の好奇心旺盛な性格から、お風呂のお湯を飲むのは猫の野生の名残から、人間が『何でそんなところのお水を飲んでるの!?』と思うような所の水を猫は飲んでしまうようです。
猫が『猫らしい』からちょっと面白いところで水を飲む、と言えるのかもしれませんね♪ 情報提供元: 猫壱