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猫が雨の日に寝る原因は、メラトニンというホルモンが原因のひとつです。
メラトニンは、猫の体内で睡眠と覚醒状態を切り替えることで、自然と猫を眠くする作用があります。
太陽の光を浴びると、猫の体内のメラトニンの分泌が止まります。
分泌が止まることで、猫は活動体勢になります。
ですが、雨の日には太陽の光を浴びることがないため、メラトニンの分泌が止まりません。
そのことが原因となり、猫は1日中寝ているということになります。
人間も、雨の日はどこかやる気が起きないのはメラトニンのせいで、猫も同様やる気が起きていない状態なのです。
メラトニンは睡眠を促すホルモンで、脳のほぼ真ん中にある『松果体』と呼ばれる、松かさに似たトウモロコシ1粒くらいの大きさの器官から放出されるホルモンです。出典:http://www.1ginzaclinic.com/melatonin-cancer.html
夜暗くなると、メラトニンが松果体から分泌され始め、メラトニンが増えると睡魔が襲ってきます。そして、生体リズムは睡眠や体息に適したものに調整されます。 朝、太陽光線が目に入ると、松果体にその刺激が伝わりメラトニンの分泌が抑制されます。 これによって覚醒スイッチがONとなり、諸々の生体機能は昼間の活動に適応した状態になります。