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また、室内犬も体温調節が苦手ですし、子犬や老犬、病気にかかっている犬も寒さに対する注意が必要です。
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人間とも同じですが、ぶるぶると身体を震わせていたり、動きが鈍かったり、動かなかったり、背中を丸め、手足をくっつけて丸くなって眠ることで、体温の低下を防いだりしているようならかなり寒がっていると言えるでしょう。
遊びや散歩に消極的であったり、執拗に人のそばに居たがろうとしたり、いつもより水を飲む量が減っているなども寒さを感じているサインです。
ケージと壁の間に段ボールを挟む、ケージの上から覆いかぶせるように毛布などを掛けて置く、ケージの中にもフリース素材のものを入れてあげるといいでしょう。
屋外で飼っている場合は、小屋を風のあまり吹かない、日当たりの良い場所に設置し、隙間風が入らないようにしてあげることができます。小屋の中にも段ボールで隙間を埋めたり、敷いたりしてみたり、フリースなどの温かい布を入れてあげるならかなり寒さを防げるでしょう。極寒時には、玄関に入れてやったり、エサを少し増やしてあげることも必要かもしれません。
温かい室内から外へ散歩に行くときには、急激な温度変化にさらされますから、服を着せてあげることで寒さに対処しやすくなります。帰ってきたら、服を脱がせてあげることも忘れずに。
ペット用のヒーターであれば、ケージ内を温めるだけなので電気代も抑えることができますし、湯たんぽなどは移動の時にも使えるだけでなく、かわいいものもたくさんあるんですよ。
極端に部屋を暖めすぎると、空気が乾燥し、呼吸器に影響しますので、加湿にも気を配るようにしましょう。
犬だって寒いんですね。これから、どんどんと寒くなっていきます。愛犬も飼い主も、心も身体もポカポカと寒い冬を過ごせますように。