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猫同士が挨拶をする時は、鼻と鼻とくっつけ合います。あまり近づきすぎないように、首を伸ばして鼻と鼻を具つけ、匂いを確認し合います。動画でもすれ違う時に一方の猫が鼻を合わせに行っていますね。それから、体やお尻の匂いを嗅ぐ時もあります。尻尾が上がっていて、お尻の匂いを嗅がせている場合は友好的なサインです。
猫同士の間で優劣がある場合は、優位の猫が上から相手を見つめ、下位の猫は体を低くしてじっとしています。動画でも、自分から挨拶をしに行った猫の方が、体を低くしていることから、優劣関係が分かりますね。
正面から目を合わせると喧嘩になってしまうので、敵意がない時にはゆっくりと瞬きをします。このように、声には出さなくとも、猫同士はお互いにボディランゲージで気持ちを表現し合っているのですね。
猫がゴロゴロと喉を鳴らす時は、安心して満足している時です。飼い主さんに撫でてもらったり、膝の上に乗せてもらったりしている時にゴロゴロと喉を鳴らすのは、子猫の時に母親の母乳を飲んでいた時、母親に「元気だよ」「満足しているよ」と伝えていた時のなごりだと言われています。
動画の猫は、飼い主さんに撫でられて、とても幸せそうに喉を鳴らしています。見ているこちらも幸せな気分になりますね。
また、ご飯やおやつをもらう前や、遊んでもらえそうな時に期待感でいっぱいの時にも、喉をゴロゴロと鳴らすことがあります。この時の猫は、かなりの興奮状態にあるとも言えます。
さらには、具合が悪い時にも喉をゴロゴロ鳴らします。理由ははっきりしていませんが、自分自身を安心させるためではないかと考えられています。また、猫のゴロゴロ音の周波数には、骨折や怪我を早く治癒させる効果があることが科学的に分かっています。
猫は具合が悪い時、本能的に早く治そうとして喉を鳴らしているのかもしれませんね。
高い声で機嫌がよさそうに「ニャアーーン」「ンーーーンン」というように、普段より長めに鳴く時には、飼い主さんに甘えている時です。撫でて欲しい時、膝に乗せて欲しい時、かまって欲しい時などにこのように鳴きます。
動画でも、飼い主さんをじっと見つめて、高い声で鳴いています。このような鳴き方をされたら、時間が無くてもついつい構ってしまいますよね。