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真っ黒い体に、目の周りだけ白く色が抜けているように見えます。
かなり個性的な見た目のラウディーのことを、人々は「まるでシャチのようだ」と表現します。
ラウディーの真っ白い目元は生まれもってのものではありません。
かの有名なマイケル・ジャクソンが患っていたとされる尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)という皮膚の病気に罹り、このように目元だけ真っ白く色が変わってしまいました。
尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)自体は命に別状のある皮膚疾患ではないので、ラウディーは元気そのもの。
飼い主さんの傍らで微笑むようなラウディーの表情からは幸せであることしか伝わってきませんね。
冒頭でも述べたように、ラウディーの半生は実に困難なものでした。
可愛いラウディーを襲った「九死に一生」とはどういうものなのでしょうか???
では、これまでのラウディーの身に起きた危機についてお話します。
この見た目からあるものに間違えられました。
穏やかな様子でくつろぐラウディーですが、これまでに2度も命の危機に直面してきました。
1つめは、汚染された川の水で中毒症状を起こし、生死の境を彷徨ったこと今の幸せそうなラウディーの様子からは、そんな危険な状況を幾度も乗り越えてきたことなど感じられません。
2つの困難から奇跡的に生還できたのは、偶然なのか、それとも神様がラウディーに生きる力を与え続けてくれたのかは分かりませんが、ラウディーが本当に幸運な犬だということだけは間違いないでしょう。
とてもご機嫌な様子のラウディーは現在14歳。
ラブラドールレトリーバーの平均寿命が12~13歳なので、もう立派なシニア犬。
ラウディーを襲ったこれまでの困難を思えば、まだラウディーには沢山の幸せが待っているのだと思います。
これからも、健やかに長生きして、家族との時間をたっぷり過ごして欲しいですね。