救いをもとめる鳴き声が奇跡を起こす!瀕死の子猫がある出会いで幸せを掴むまで…
「幸せにゃ~♡」
小さな小さなSOS
ギリシアの小さな島でたくさんの猫たちのお世話をしていたジョアンさん。ある日、ジョアンさんが野良猫たちのお世話をしていたら、子猫の声がどこからかかすかに聞こえてきました。出典:http://www.relayhero.com/chili-tiny-kitten/
普段から野良猫をお世話をしていたジョアンさんが、その場所に居なかったら聞き逃していたかもしれない声。
どこかに隠れていて、聞こえづらいのか・・・
それともケガや衰弱していて、その状態で振り絞った声なのか・・・。
どちらにしても、一刻も早く発見しなければ危険です。
「ここはどこかにゃ~?」
ジョアンさんが声のする方を探してみると、竹藪の中で弱々しく鳴く子猫がいました。子猫は2匹いましたが、近くに母猫の姿はなく、残念ながら1匹はすでに天国へと旅立っていました。生き残って弱々しく鳴いていた子猫の方も衰弱がひどかったため、ジョアンさんは子猫を自宅へと連れて帰りました。出典:http://www.relayhero.com/chili-tiny-kitten/
そのままにしておけず、探してくれたジョアンさんの猫愛。
その諦めない心で、衰弱した子猫を見つけることができました。
ですが育児放棄をされたのでしょうか?そこには母猫はいなくて、まだ母猫を必要とするほど小さい子猫がいました。
兄弟が動かなくなり、たった1匹で怖くて苦しかったでしょう。
もし「子猫の声がジョアンさんに聞こえていなかったら?見つけてもらえずにいたら?」
そう考えるとゾッとしますね。
「ギュっとしてもらえて温かいにゃ♡」
ジョアンさんのお家に連れて帰ってもらった子猫は“チリ”ちゃんという名前をもらいました。さらにジョアンさんのお家には他の場所で保護された“カネリ”ちゃんと“バニラ”ちゃんという2匹の保護猫ちゃんがいて、チリちゃんは一度に2匹のお姉ちゃんができたのです。出典:http://www.relayhero.com/chili-tiny-kitten/
チリちゃんという名前をもらい、家族が一気に増えました。
ご覧下さい。ぎゅっと抱きしめながら、3匹でスヤスヤと眠っています。
「先住猫たちに、受け入れてもらえるのだろうか?」
そんな心配は必要なかったようですね。
「僕、がんばるにゃ!」
ひどい栄養失調状態のチリちゃんは、同じくらいの子猫と比べても小さい体でした。出典:http://www.relayhero.com/chili-tiny-kitten/
竹藪の中にどのくらい居たのでしょう?
母猫が居なくなって何日?
細かいことは分からないですが、保護されてもまだ気を付けなければいけない状態です。
「お手々まで食べちゃうにゃ♡」
チリちゃんはジョアンさんに保護されてしばらくの間は体調が安定しませんでした。ですが、ジョアンさんの献身的なお世話とカネリちゃんとバニラちゃんの支えもあり、少しずつ元気になっていきました。出典:http://www.relayhero.com/chili-tiny-kitten/
ひどく衰弱していたチリちゃんは、ジョアンさんの身体面のお世話。
そしてカネリちゃんとバニラちゃんの精神面の支えで、少しずつ回復に向かっていったようです。
こんなに可愛い表情が見れるまでになっていきました。
体調は徐々に回復していき…