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ほぼ全身に傷を負っていたランボーですが、特に両後ろ脚へのダメージが酷く足先の切断を余儀なくされます
手術後のランボー
後ろ脚の傷が癒えるまではワゴンでお散歩します。これで少しは外の空気を楽しめます
たとえ傷つけられても・・・
残忍な人間のせいで過酷な犬生を過ごしてきたにもかかわらず、それでも人を信じ、人が大好きなランボー
預りボランティアさんにもこんな風にお腹を見せてくれます
ボランティアさんの愛犬ともこんなに仲良し。とってもフレンドリーなランボー
病院でもご覧の通り!チュッチュ大好き
まだまだ治療中で痛々しい姿のランボーですが、徐々にしっぽも振り始めました
彼にはわかっています。この人たちは決して彼を傷つけたりしないことを
この子がいつか車椅子無しでも走れるように、獣医さんたちはできる限りの治療とリハビリを続けます
おもちゃも大好き! 特にカエルのおもちゃが大のお気に入り
コスプレも楽しい!
お絵描きだってしちゃう!
ランボーのこれまで犬生はあまりにも過酷なものでした
それは普通の家庭犬なら絶対に経験しないような悲惨なベイト犬としての生活
それでも絶望の淵から手を差し伸べ、彼のために全身全霊を傾けるたくさんの人がいるのです
ランボーは闘犬には向かないピットブルでした
それがゆえに闘犬訓練のターゲットにされ、後ろ脚の両足先を失いました
普通の犬でいることを許されなかったこれまでの彼の犬生
おもちゃで遊ぶことも甘えることも禁じられた悲しい過去
全ては欲深い人間の仕業でした
でももう何も心配することなどありません
この世には優しい人間もたくさんいる
これまでもらえなかった愛情をたくさんくれた人間
その愛に答えるように
いつか再び自分の足で走ろう!