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男性はすぐさま子猫たちをイギリス南部のイップルペンにあるAnimals in Distressという施設に連れていきました。施設のロワナさんによると、子猫たちにはまだへその緒がついていて生後1日にも満たない内に箱に入れられ捨てられたと思われます。
スタッフは24時間体制で子猫のケアにあたりました。看護の甲斐なく4匹のうち3匹の子猫は感染症にかかり命を落としてしまいました。母乳には様々な感染から身を守る大事な免疫が含まれていますが、この子猫たちは初乳を与えられることもなく母猫から離されてしまったようです。
1匹だけ、この苦しい戦いに挑み続ける子猫が居ました。この子猫だけがこの苦境からの生還者でした。
小さな体で頑張るチャンプをスタッフ皆で応援しました。チャンプはとても食が細く心配されましたが、すぐにミルクもたくさん飲めるようになりました。夜間、チャンプを自宅に連れ帰った女性スタッフたちは、ミルクを欲しがってミューミュー鳴くチャンプを寝る間も惜しんで世話をしました。
その後のチャンプは・・・
チャンプはとても明るい性格のようです。歩き方も少しずつ覚え寝床から脱出しては冒険に出かけそうな勢いです。スタッフの顔をペロペロなめて毛づくろいをしてくれます。。目も開くようになり、喉をゴロゴロ鳴らして寛いでいます。自分で毛づくろいもできるようになり、抱っこが大好きなやんちゃな子猫に勝利の女神は微笑んだようです!
チャンプは新しい寝床がお気に入りです。小さくてフワフワなお友達をお供にお昼寝します。
「元気いっぱいで、一日中遊びを探すのに忙しそうです。まだ完全に危険を脱したわけではないけれど今後も乗り越えて行ってくれると信じています。チャンプは自分が戦士であることを証明してくれました!」と、ロワナさんは言います。
毎日たくさん食べて遊んで大きくなってね!チャンプ!