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べスさん夫妻に迎えられた最初の2~3日、ロッキーはあまり良い状態ではありませんでした。
しかし、べスさん夫妻の手厚いケアでロッキーは輝きを取り戻します。
べスさんと一緒に歌ったり踊ったり、べスさんの後ろをずっとついて行きます。
その様子はまるで17歳という年齢を感じさせないほどです。
「いつか光も音も失うかもしれない。どんなにお金がかかっても、あなたが安全に暮らせるようにお家を整えてあげるから」
「いつかお別れの日が来るのはわかってる。それでも...」
親愛なるロッキーへ
近い将来、あなたは今よりずっと手がかかるようになるのはわかってるの。
いつかあなたは一人でおトイレ出来なくて、私がお粗相をかたずけなきゃらなくなるかもしれない。
いつか歩けなくなって、抱きかかえて階段を上らなくちゃならなくなるかもしれない。
いつか光も音も失くしてしまうかもしれない。
それでもいい。あなたが安心して暮らせるようにお家を改装してあげるから。
いつかお別れの日が来ることもわかってるけど、
あなたは神様がくれた最高の贈り物。
これまでのあなたの17年は、とても最高とは言えないものだったね。
でも、約束するわ。
あなたのその命が尽きる時「最高の犬生だった」と思えるように、
私達が全力で守るから!
出会いというものは、いつどんな形であなたを待っているか想像もつきません
この偶然の出会いは、神様が導いてくれた「必然」の出会いだったのかもしれません