アイスランドシープドッグの特徴

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アイスランドシープドッグは、アイスランド生まれのスピッツタイプの犬で牧畜犬や狩猟犬として活躍してきた犬です。

また、アイスランド・ドッグ、フリーアー・ドッグという別名でも知られる犬で、体重が9~14㎏、体高が42~46㎝の中型犬に分類されます。

アイスランドシープドッグの外見的特徴

アイスランドシープドッグの容姿は日本犬のようなスピッツタイプで、被毛の特徴はロング・コートとスムース・コートの2つがあります。

2つの被毛のタイプも厚く密生しているという特徴があり、ダブル・コートは防寒性が高いという特徴があり、寒さには非常に強い特徴を持ちます。

被毛のカラーは、黄褐色、ブラウン、ブラック、グレーにホワイトの斑があるという特徴がある犬です。

アイスランドシープドッグの特徴としては、爪が丈夫という特徴があります。

アイスバーンの上でも滑らないようにスパイクの役割を担っているという特徴があります。

アイスランドシープドッグの寿命・体型

アイスランドシープドッグの寿命は12歳から15歳ほどです。

これは中型犬としては平均的な寿命でしょう。

しかしケアがしっかりしていればそれ以上長生きすることは可能で20歳まで生きたアイスランドシープドッグもいるようです。

もちろん老化をとどめることはできませんので10歳を過ぎてしまうと身体のあちこちに障害を抱えることが予想されますが人間と同じで優しく労わってあげることが大切ですね。

また体重は10キロ前後ですので体型としては中型クラスであることがわかります。

牧羊犬ということもあり被毛がしっかりしているため外見からはあまりわかりませんが筋肉質な体つきをしています。

アイスランドシープドッグの歴史

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かなり古くから存在してきた犬で、874年にノルウェーから来たノルウェイジアン・ブーフントが改良された犬です。

主に羊やポニーを管理したり、警護をしていたり、狩猟犬としても活躍してきました。

酷寒の中でも活動ができるように徹底した犬質管理が行われ、能力・ルックス、サイズを1000年近く前に固定されてからずっと受け継がれてきました。

2度の世界大戦では戦禍を受ける事がありませんでしたが、アイスランドで流行したジステンパーウイルスによって多くの犬が死亡してしまい、絶滅の危機に瀕してしまいました。

ジステンパーウイルスの流行の原因が、輸入された動物によってアイスランドに持ち込まれていたことが判明し、1901年にはアイスランド国内への動物の持ち込みが禁止されました。

絶滅寸前でしたが、ジステンパーの流行前にノルウェーやスウェーデン、フィンランドに輸出された事でジステンパーの被害を免れる事になり、そこレブリーディングが行われていき、逆輸入が計画されましたが、アイスランドへの持ち込みが禁止されたことで計画は頓挫しました。

そこで、一時的な処置としてアイスランド原産のヤッキ・ドッグという犬の血を加えて絶滅から免れる事に成功しました。

頭数がある程度回復した後、ヤッキ・ドッグの特徴を取り除いて純粋なアイスランドシープドッグを復活する事に成功しました。

1969年にはケネルクラブが設立され、AKCに2010年に公認されました。

また、年々人気も上昇し、アイスランドの文化遺産の1つと認められるまでになっています。

現在では、使役犬としてだけでなく、コンパニオン・ドッグとしても愛され、アイスランドでは切手のデザインにもなっています。







情報提供元: mofmo
記事名:「 アイスランドシープドッグってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!