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致死率が大変高い病気で、特に大型犬に見られます。
胃捻転の症状としては、おなかが膨れたり、よだれが大量に出たりします。
この胃捻転の主な原因が、食後すぐの散歩(運動)によるものです。
大型犬の中でも、スタンダードプードルや、レトリバー等、胸が深い犬種がなりやすいため、大型犬を飼っている人は、特に気をつける必要があります。
食後すぐの散歩により、胃捻転になり死んでしまう犬は大変多いです。
これが、食後すぐの散歩は良くない、食後は時間を置いたほうが良いと言われる要因です。
Chendongshan/shutterstock.com
犬が食後すぐの散歩により、胃捻転になってしまわないために、気をつけておきたいことが何点かあります。
まずはもちろん食後の散歩(運動)。これは食後時間を置けばいいので、飼い主次第ですぐに解決できます。
そして、犬に水を一気に大量に飲ませない。
最後に、犬の早食いに気をつけることです。
この2点に関しては、犬の早食い防止用の食器等が市販されていますので、レトリバー等の食欲旺盛な犬種にはそのような食器を用意したほうが良いでしょう。
食後に散歩に行くためには、どれくらいの時間をあければ良いでしょうか。
答えは大体2時間程度の時間をあければ、胃捻転になる可能性は低くなります。食後の犬の体調も見ながら、散歩に行くようにしましょう。
室内でも動き回る犬もいますので、理想としては食後はケージの中にすぐに入れて、しっかりと時間を置くことが出来るようにすれば良いでしょう。
それでは逆に、食後に散歩をするのではなく、散歩をしてから食事を与えるほうが良いのでしょうか?
答えはNOです。
散歩後すぐに犬に食事をさせると、こちらも胃捻転になる可能性があります。
人も激しい運動をしてすぐに食事をすると具合悪くなりますよね。それと同じです。
もしも散歩後に犬に食事をさせるのであれば、大体1時間程度の時間をあけてごはんを与えましょう。
運動後はお腹も減りますので、食後に散歩するのではなく、散歩後に時間を置いて食事を与えたほうが良いでしょう。