あまり大きくならない猫の種類についてご紹介!
大きくならない猫の種類その1『シンガプーラ』
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特徴
シンガプーラはセミコビータイプで、コビータイプよりも四肢、胴、尾が長めです。
シンガプーラは大人になっても大きくならないので平均体重2.0〜3.5キロと非常にコンパクトサイズです。
普通の猫よりもひと回り以上小さいです。小さいボディーですが四肢ともにしっかりしていて筋肉質で健康的です。顔の特徴は上がり目にアイラインが入ったようなアーモンド型のパッチリ目です。
目の色はグリーン、ヘーゼル、イエローです。生後9週間で目の色は変わってきます。そして丸い小さな顔にピンッと立った耳が離れ気味についています。被毛は短くシルキーです。
アビシニアンのように一本の毛に数種類色が含まれ濃い色の帯があります。色の特徴はセピア、ブラウンなどです。
お腹の部分が両脇よりも薄い色になっています、尻尾の先端は黒に近いブラウンです。前肢の内側には濃い色の線があります。
性格
とっても優しく甘えん坊です。短毛種ですが、長毛種のようなおとなしさも持ち合わせています。
シンガプーラは「小さな妖精」とも呼ばれていますが、体の大きさはもちろん人懐っこさも合わせてぴったりのネーミングです。
めったに泣くこともありませんが遊ぶこと、運動が大好きなので、飼い主と遊ぶことが大好きです。少々神経質なところがあるので、メスは気配り上手な母になることが多いです。
お手入れ
短毛種なので、お手入れはとっても簡単です。1日一回のブラッシングでグルーミングは大丈夫です。最近は3キロ以上に成長することも多いので、買う前にはそのことも念頭に置いておきましょう。
大きくならない猫の種類その2『スキフトイボブテイル』
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特徴
最大の特徴はその大きさです。大人になっても大きくならないので平均体重がメスで1.7キロ、オスで2.0キロという世界最小!大きくならない猫の代表です。
ロシア生まれのスキフトイボブテイルは今まで頭数が少なかったのですが、2011年にWorld Cat Federation (WCF)で世界的に認めらました。
身体的特徴は短い胴体に肩幅が広く分厚い胸と短いしっぽです。顔は丸みのある頭に中くらいの耳がついていて、ブルーの大きな目がパッチリしているのが特徴です。
毛の特徴はシングルコートですが、密生しているので触ると少しかたい毛質だと感じるでしょう。
色は白い体毛に耳、口元、足、しっぽが濃い色になっています。成長するにつれ色が濃くなっていきますが、ポイントカラーとはコントラストされています。
性格
飼い主が大好きでいつもそばに寄ってきます。全く物怖じしないので、他の猫とも仲良くなってしまいます。
もちろん他人が家に入ってきても全く警戒することなく打ち解けるフレンドリーな性格の持ち主です。とっても甘えんぼうなかわいい性格です。
お手入れ
どんな環境にもなれるので、飼育はとっても楽です。一緒に遊ぶときに両手でマッサージするようにグルーミングしてあげましょう。それだけで十分です。
太らないようにするためには?
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いくら大きくならない種類の猫を選んでも気をつけなければ肥満になってしまいます。
ですから「食事」と「運動」この二つの生活習慣をしっかりと管理して大きくならないようにしましょう。可愛いからといっておやつを与えすぎないでください。
摂取カロリーを調節しましょう。食事でカロリーを摂りすぎた場合は、運動で消費させてあげてください。
猫専用のおもちゃや空間で猫が自ら遊びながら運動できる環境を作ってあげると良いでしょう。このようにして肥満防止に努めて大きくならないように助けましょう。