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犬は家族の一員なので、人間と同じように火葬するようになってきているようです。
そして犬と一緒にお墓に入ることは法律では禁じられているわけではありません。
しかし、犬と一緒に入れるお墓はまだまだ少ないようです。
犬と一緒にお墓に入るには基本的に墓地や霊園の管理者の許可が必要です。
寺院や自治体が管理者になっていることが多いです。そこでまず許可が下りなければなりません。
また周りのお墓の所有者が、宗教的価値観の違いであったり、動物に関する考え方の違いから、良く思わないケースもあるようです。その為、許可が下りないところもあるようです。
基本的には人間の骨も動物の骨も同じなので、一緒にお墓に入れても何も問題はないのではないかと考えてしまいがちですが、簡単ではないようです。
それでも以前に比べて、意識の変化と時代の流れにより、犬と一緒に入れる墓地が少しずつ増えてきているようです。
ペットを家族と考え、一緒にお墓に入りたいという考えを持つ人が多くなってきているからといえます。
動物と人間の関係がどんどん近くなってきているのでしょう。
犬と一緒に入れるお墓は民間の霊園が増えているようです。
最初に規約の欄にペット可と書いてあれば、どのタイミングでも堂々と犬を納めることができます。
また墓石にも名前を入れることができるところもあるようです。
今は愛犬をかたどった墓石をおくこともできます。
就活情報サイト「暮らしづくり就活」では、ペットと一緒に入れるお墓があるのは、北海道、東京都、大阪府、福岡県などの10都道府県だけです。
ペットと一緒に入れるお墓がない都道府県はまだまだあるようですね。
余談ですが、日本だけでなくアメリカも同じくペットと一緒に入れるお墓が少ないようです。
家庭犬の歴史が長いアメリカですが、日本よりアメリカは条件が厳しく、ジャーナル紙によると「人の墓地にペットを埋葬するという異例の行為を正式に許可した州はほとんどない」ということです。
しかしニューヨーク州では、こういった需要に応える為にも間もなくペットと人との共同埋葬を認める条例が成立する見込みがあるようですよ。
そう考えるとまだ日本はあるだけ、いいのかもしれません。
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一緒のお墓に入る方法として2つの種類があります。
これは飼い主、人間と全く同じ方法で家族として埋葬します。
この種類の埋葬は副葬品としての埋葬です。
犬は生きている時でも法律上、物として扱われるため、遺骨になって埋葬する時は副葬品として扱われます。
副葬品として犬の遺骨を埋葬するかはそれぞれの墓地の管理規約などで決められています。
墓地に関する法律には、埋葬する際に他の人が宗教的感情を乱されないことが求められています。
ですから、前もって規約で決められているので、それぞれの管理会社に確認したり、どの種類にしても家族とよく犬をどのように埋葬するか、どちらの種類にするか話をしておく必要があるでしょう。
種類は違っても犬と一緒にお墓に入ることは可能なようです。
亡くなるなんてもっと先のことと考えたいものですが、費用のこと種類のことなども前もって考えておくなら一緒にお墓に入ることも可能かもしれませんよ。