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水や洗浄成分、保湿成分などが含まれています。
では、次の犬用シャンプーと人間用シャンプー、石鹸の違いはなんでしょうか?
犬用のシャンプーには成分表示の義務がありません。
表示したい成分だけが表示されている、ということだってあるのです。中には、食器洗い洗剤と同じ成分のものあったりします。
人間用のシャンプーはどうでしょうか?
人間用のシャンプーは人間の頭に使う目的で使われているので、脱脂力があり髪の毛につやを与えたり手触りをよくするためのコーティング剤(シリコン)が含まれています。
最近は、シリコンフリーというシャンプーもたくさん販売されていますが、保存料や香料などの添加物が多く含まれています。
人間の使う石鹸に至っては、抗菌剤が含まれていますね。
では、犬に人間用のシャンプーを使うことは良いのでしょうか?
ここまで見てきたら、犬に人間用のシャンプーを使わない方がいいのではないか?と思われるかもしれません。
しかし良い点もあります。
上述したように犬用のシャンプーは成分表示が義務ではないので、実際のところ何が含まれているのかわからない不安があるかもしれません。
実際、食器洗剤と同じ成分が入っている犬用シャンプーがあったりします。
しかし、人間用シャンプーなら全成分表示されているので、原材料を確認できるというメリットがあります。
またph値が違ったとしても、普通でしたら自然と本来のph値に戻ります。
犬によっては、人間用のシャンプーを使っても問題のない場合もありますし、毛並みがよくなったという場合もあります。
O_Lypa/shutterstock.com
では、人間用のシャンプーを使っても良いのでしょうか?
人間と犬の皮膚の厚さが違うため、添加物の含まれた人間用のシャンプーは犬には刺激が強いのは事実です。
洗浄力と脱脂力が強いので、使っていると皮膚トラブルを起こしかねません。
乾燥したり湿疹や皮膚炎、また被毛の状態が悪くなることもあります。
このように、一概に人間用のシャンプーや石鹸が悪いとも良いとも言えないことが分かったでしょうか?
犬用シャンプーであっても、愛犬の皮膚に合わなければ、肌トラブルになってしまいます。
ですから、人間用犬用にこだわらず愛犬に合ったものを選びましょう。
使ってみて皮膚トラブルがあった時は使用をやめましょうね。
肌の調子によっても変わってくることでしょう。